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Channel: トヨタマヒメ富士日記
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蜻蛉のやうに(春の女神に誘われて②)

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むすび山でわたしたちが出会った

スプリング エフェメラルは
カタクリだけではありませんでした。

『春の儚いもの』という
広義の意味では
桜もそちらに入れることがあるそうです。

わたしたちの住んでいる富士山麓から
600mも標高の低い
ここ、大月では
まさに春爛漫。

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花曇りの空に
ツバメが飛び交っていました。

そして
むすび山の斜面で出会ったのは



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イカリソウや



{CD13E21C-7BAA-492B-8AA7-3BD06F5FDEB6:01}

ジュウニヒトエ



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ヒトリシズカといった

正真正銘の
スプリング エフェメラル。

これらの花々は
早春の代名詞であって
雑木林なとの広葉樹が
また若葉が出る前に、花を咲かせ
種をつけて
また、来年の春までお休みするのです。

そうそう


「エフェメラル」って何だろう?


と思いました。

そうしたら

エフェメラルは「蜻蛉(かげろう)」に由来するそうです。
ギリシア語でカゲロウは「エフェメル」と言い、
その命の儚さからすぐに消えてしまうもの、ほんの短い間の存在などを意味するそうです。

今日出会えたことに
感謝です。


さて、しかし

花より団子なわたしたちは
12時のチャイムを聞いた途端に
急にお腹が空いて来ました。

で、

すぐ近くの『藍や』に入り
春らしいメニューに舌鼓!

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でね

食事のあと、
そのまま帰る予定でした。

友人は、家で仕事がしたいというのです。

わたしもカタクリの群生が観れて
大満足でしたので、それでもいいかな、と思っていたのです。

でも、
わたしは位置関係が知りたくて
山梨県の広域地図を持って来たのです。

何気にそれを見ていたら…

すぐそばに
『岩殿山』って、あるじゃないですか!

以前、車で走っていた時に
(免許の書き換えなどでたまに大月にくる用事あり)
目の前に、どオンと!
岩殿山が立ち塞がったとき

何じゃこれ!
と…

自然に出来たものとは思えない
(まるで、巨大な縄文の遮光器土偶!)

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ほんとよ‼

そして
岩殿山公園って、あるよ!
車でいけそうじゃない?

そうしたら
友人は、
あんなとこ、下から見るだけで十分だよ、登るもんじゃない。

いいよ、それでも。
近くまで行って
下から眺めるだけいいよ。

いこ!いこ‼

しょうがないなあ、といった面持ちで
渋々
友人が行ってくれることになりました。

セブンでコーヒーと
大福、奢るからさあ‥

やったー!

岩殿山じゃ‼


続きます。


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