『石の名前を覚える必要はありません』
北垣さんは、繰り返しそう
仰っていたなあ…
それよりも
そこに、何故、その石が有るのか、が
重要なのだ、と。
昨日訪れた、甲府盆地は
いわゆる四万十帯の只中にあり
1500万年ほど前の海底火山の流出物
『安山岩』がほとんどを占めています。
あの、巨石
そしてあの丸石たちも
マグマが地上に流失すれば
安山岩といわれ
それが地表あるいは地下で固まれば
花崗岩と呼ばれたりするのです。
露出したマグマはすなわち
母なる地球の
ガイアのカラダの一部であるともいえるでしょう。
わたしたちが『安山岩』と呼ぶ
アンデサイトは、
アンデス山脈の石、という意味があるらしい。
(wikiより転載です)
【andesite】火山岩の一種で、二酸化珪素含有量が玄武岩より多く流紋岩より少ないために灰色っぽく見えるもの。「安山」はアンデス山脈の意。
・岩石に含まれるSiO2の割合が約53~65%のもの。...安山岩は地球の大陸の主成分であり、大陸上では非常にありふれた岩石である一方で、海底や、地球の兄弟星といわれる火星や土星では珍しい(これらの主成分は玄武岩)存在である。
そうなんですね!
安山岩は、地球の大陸の主成分なんだ‼
そして火星や土星では
富士山や海底と同じ
玄武岩なのですね?
さらに
こんな記述も。
【andesite】火山岩の一種で、二酸化珪素含有量が玄武岩より多く流紋岩より少ないために灰色っぽく見えるもの。「安山」はアンデス山脈の意。
・岩石に含まれるSiO2の割合が約53~65%のもの。...
そうです。
二酸化珪素の分量によって分けられる。
玄武岩<安山岩<デイサイト<流紋岩
富士山は玄武岩。
それはなんどもお伝えしていますが
富士山の地下には、小御岳山というのが眠っています。
こちらが、安山岩質溶岩で出来ているのです。
アンデサイト。
母なる地球の陸地部分は
ほとんどが
この石から出来ているとも言える。
地球の、沈み込み帯。
そんなことを感じながら
毎朝、富士山に向かうと
露出した地球である
ランドマークとしてのこのおやまに
特別な感謝と感情がわいてくるのです。
その
アンデサイト(安山岩)の中に
ちょっと変わった種類が有るんです。
そう、北垣さんが仰ったのが
『サヌカイト』
讃岐石ともいわれ
叩くと不思議な音がするので
旧石器時代から、楽器として使われた
カンカン石とも呼ばれてきた『変わった石』
こちらも
安山岩なのでした。
この石のお話は、
またまた不思議なシンパシーがありましたので
改めてまた、伝えさせて頂きます。