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Channel: トヨタマヒメ富士日記
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『龍の石』がすべての発端であった話

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前回からの続きです。

石の輪廻『龍眼石が導いたもの』


さらにきっかけは、こちらへ

龍の石

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奇石博物館は、いつ、出来たんですか?


富士宮市在住の、くらさんの質問に

北垣さんは、にこやかに答えたのでした。


昭和46年にオープンしたのですが

最初は、

『奇石博物館』って怪しい名前、と思われて

『子どもに見せても大丈夫なんですか?』

そんな、質問を受付で頂いたそうです。


あはは(^○^)~

富士宮市では、あちらこちらに

縄文の石棒など出土しますので

奇石といえばそっちか~い‼

と、思われてしまったのでしょうか?


『でも、

先ほどお配りした、パンフレットにも書いてあるように

『龍眼石』が

ことの発端なんですよ。

初代館長の植本氏が白山で手に入れた

不思議な石を鑑定してもらったことから始まるんです。

当時、植本氏は、この富士宮市にのその場所に、たまたま土地を持っていたんです。』


え~?

そうだったんですねえ!

頂いたパンフレットには

冒頭に、ちゃんと由来が明記されているじゃないですか⁉

パンフレットよりの転載です。


奇石博物ってどんな博物館?

奇石博物館は、昭和四十六年(1971年)に日本で初めての石の博物館として会館しました。

そのきっかけは、社会教育家の植本十一(1912~1976、初代館長)が岐阜県白山山中で発見した

一抱えもある八個の黒い丸い石(龍眼石)に始まります。

植村はこの黒光りする丸い石に自然の不思議さを感じ、

多くの人にこの感動を伝えたいと思い、

龍眼石を鑑定した鉱物界の秦斗富寿乃助博士(1901~1993)の協力を得て博物館を建設しました。

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もう!

ビックリでした‼

そうだったんですね。

龍眼石、ありきの

奇石博物館だったんだ!


さらに、北垣さんは

不思議な『繭石』のお話をしてくれました。

こちらも、

ノジュールつながりのお話です。


それは、子生まれ石、とも呼ばれているそうです。

静岡県といえば

先ほど、ハロさんが教えてくださった

掛川市の『左夜の中山夜泣き石』も

こちらの繭石も

同じ遠州七不思議。

そして地域も一緒‼

やはり、『四万十帯』の中にあるのです。


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そして、
3月22日に
恵さんという方から
こんなコメントを頂いていました。

子生まれ石

いつもブログを楽しみにしています。
静岡県牧之原市の大興寺というお寺の山はだからは、石が生まれるそうです。
なんだか、ご住職様の寿命と関係があるとか…。
この石もノジュールでしょうか?
昔から気になっていました…。

ドンピシャリ‼

北垣さんがお話してくださった

遠州七不思議のひとつに数えられる

『龍門山大興寺』の

子生まれ石のお話です。


こちらの繭みたいな石も

ノジュールなのだそう。

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こちらは、代々のご住職の墓石にされていますが
代々長寿のご住職がなくなるころになると
山の斜面から、繭型の石が落ちて来る。
それを、墓石にするのだという。


龍門山大興寺

静岡県榛原郡相良町西萩間

 『この無縫石は子生れ石とも名付けられているが、代々の住職が長寿であったので、「長寿の石」として、又子供が生れるように出てくるところから、「安産の石」とも言われ、ひょうたんに似ていることから縁起のよい石と信仰をあつめている。
 龍門山大興寺は曹洞宗大本山総持寺の御直末寺院で、遠州二州にわたって末寺七十余ケ寺を有する東海の名刹で、今から六百年前に大本山第七代貫主大徹宗令禅師によって開山された。
 この寺は開山以来、代々の住職の往生直後に岩中よりまゆ形の石が生れるという摩訶不思議な現象があらわれるのである。』


ちゃんと、北垣さんは

こちらの繭石が代々の住職の墓石になっている様子を

パネルにされて

この日に、見せてくださった。


それが、こちら。

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下の白い光は、
パウチされた写真がライトで光ったものです。

そして
これらのすべてが

次の
『中央構造線』のお話につながっていくのですね。

ラスト
一回!で済めば良いのだけれど…







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