『ノジュール』
それは謎に満ちた
地球が研磨した、不可思議な石。
そのあと、
北垣さんは
意気揚々と
ノジュールについて
語ってくださったのでした。
『日本列島の、主に
四万十帯といわれるところに、
そこをつなぐような感じで、出でいるんです。
四万十帯って、
あの、四万十川から名前がつけられた
付加帯ですよね?
そうです。
千葉県、銚子の
『馬蹄石』
三浦半島の
『へそ石』
静岡、安倍川の
『鉄丸石』
紀伊半島の
『玉鏡台』
室戸の
『インドの神さま』
こちらをつなぐと
すべて、四万十帯に属します。
へえー!
じゃあ、
白山から発見されたといわれる
現在、奇石博物館にある
『龍眼石』も
四万十帯なんですか?
いや!
あれは、とんでもなく古いんです。
ジュラ紀なんです。
1億年以上前に出来たと考えられます。
ほうほう、
他のノジュールとは
また、少し生い立ちが異なるんですね。
『千葉石』というのが
ノジュールで検索したら
出てきました。
こちらが北垣さんのおっしやる
馬蹄石なのでしょうか?
planetsscopeblog千葉石
この
地球が自ら然じた石
『ノジュール』
白山から富士山に来た
龍眼石も『ノジュール』…
ここで
くらさんが、質問をしました。
『奇石博物館は、なぜ、あの場所に出来たんですか?』
そのあと、
北垣さんは、驚くべき話をしてくださいました。
なぜ、
あの場所にあるのか…
日本初の石の博物館が。
それは
龍眼石が
あの場所に導いたらしいのです。
またまた終わりませんので
続きます。