『朝、起きてから
今、ここにいるまでの出来事を
時系列にそって
2分間で話してください』
こういうお題が出て
ふたり一組
Aさんが話す人
Bさんが聞く人です。
わたしはAさんに当たるので
まず、朝からの記憶を話します。
お正月からずっと朝は『酒粕の甘酒』だったのですが、いちごが急に食べたくなったので、
今日から、フルーツヨーグルトを食べるようにしたのです。
なんとなく春めいた朝食だったので
写真までとっていた!)
そんな印象深いイベントが『たまたま』あったので、スラスラと朝からの話が出来ましたが、2分ジャストで完成させるのが結構難しかったのでした。
先ほどから
なんの話をしているのかって?
今日は西湖にあるNPO・Fクラブの
もりの学校にて
研修会があったのです。
『コミニケーション・トレーニング』
一言でいえば、
コミニケーション能力を高め、仕事のスキルをあげる研修です。
今日の講師は
『富士山登山学校ごうりき』
の代表
近藤光一氏
お世話になっている方です。
さて、
先ほどの話の続きは
『聞くと聴く』
というプログラムで
近藤さんのオリジナルだと思うので
あまり詳しくはお教えできないのですが
『聞く』は
朝からこの時間まで起きたことを時系列を追ってAが2分で話す。
それをBが2分で復唱する。
あとの2分で話し合い、どこが違っていたかを確認。
という『聞く力』と、『話す力』をお互いにトレーニングする、というもの。
そして
次に
『聴く』トレーニングです。
次はBが、嬉しかったこと、哀しかったこと、などの中からひとつ選び
4分間でそれを話す。
Aは4分間でそれをオウム返しに話す、
あとの4分間で、互いの感覚の修正など行う、というもの。
今度はわたしが聴き手なのだけど
けっこう難しかったです。
わたしのお相手だったNさんの
『最近嬉しかった話』
は
家の建て替えが決まったお話で
今住んでいるところを取り壊して
耐震性もあるエコ住宅を
ほぼ理想通りに建て替えられることになった、しかも資金の調達も可能となった!
というお話で
昨年にほぼ理想に近いおうちをゲットできたわたしの喜びと重なってきて
ほんとうに良かったなあ、と思い聴いていました。
そうです!
聞くと聴くの違い
よく、言われることは
『聴く』には
『心』という字が入っています。
それはそうなんだけど…
近藤さんは、プログラムが終わったあとのまとめとして
こんなお話をしてくださいました。
『聞く』は
門の中で聞いている。
聞きたい時に門を明ける。
聞きたくない時には、門を閉じてしまってもよい。
『聴く』は
耳を大きくして聴く。
『聴く』は、気が来る、に由来しているという説がある。
気が来る。
それは気配でもあり、心でもある。
それを、耳を大きくして聴く。
『聞き上手』と『聴き上手』は違う。
そして、聴き上手になるには
確認しながら聴くことが必要になる。
つまり
コミニケーション上手は
確認上手なんですよ‼
うーん
なるほど‼
ますます、近藤さん
尊敬しちゃいます。
こんな方に富士山を案内して頂いたら
きっと
すごく楽しいと思います。
もしも、
初めての富士登山をお考え中でしたら
ぜひ
わたしは登山ガイドをしておりませんので
登山ガイドは、こちらに是非!
もし、五合目より下の
自然ガイドでよろしければ
わたしにご案内させてくださいね‼
では、では‼