このおヤシロには何回か訪れたのですが
一度も、他の参拝客にであったことはありません。
地元の方たちが
大切にお祀りされている場所で
まず、観光客は訪れないのでしょう。
精進湖の諏訪神社もそうですが
そんな神さびた雰囲気には心が休まります。
本殿に拝して
驚いたことがありました。
『鳳凰』‼
もちろんそれほど珍しいことではないのですが
今年になって、鳳凰を追っていたわたしには、びっくり仰天!
神紋は、八重桜です。
昨年教えて頂いた『神社のお参りの仕方』
では、
『拝殿や本殿を正面から撮るのは失礼にあたる』
左手から撮らせて頂きました。
お参りをしました。
が
やはり去年教えて頂いたのは
『自分のことはお願いしない。
ただ、感謝のみ』
これはまったくその通りだと思います。
こちらへ今日、お参りできること
それだって幾つもの奇跡が重なり合って
いま、
ここにいるのですもの。
ただ、
ただ
感謝。
忍野村公式観光HPによれば
『桧皮葺屋根・一間社流れ造りの本殿が特徴の、村内最古の建造物です。』
こちらの内部を
たまたまのchiaさんとリナちゃんが忍草浅間神社に厄払いに行った時、知り合った安田宮司さまのご好意で
以前見せて頂いたんでした。
その時に
ご神像は宮司でも見ては行けない、と
いうお話を聞きましたが…
またしても村の公式HPによれば
その画像が掲載されているんです‼
『本殿には木花咲耶姫命(このはなさくやひめのみこと)をはじめ、天児屋根命(あまこのやねのみこと)、太玉命(ふとだまのみこと)の三神が祀られています。ご神体はヒノキの寄木造りの立像で、鎌倉時代の作と伝えられています。』
こちらです!
嘘でしょ‼
こちらは蓮の台座に乗っている
『大日如来』じゃないですか‼
なんていうのでしょう?
手の組み方、印というのかな
これが少し違うのですが…
しかし
このようなことは決して珍しいことではありません。
富士河口湖町の船津にある
『無戸室浅間神社』(船津胎内樹形)では
堂々と、大日如来像を
『木花咲耶姫命』と明記しております。
つまりは
ここは、鎌倉時代から
富士の本地仏として
大日如来が安置されていたのですね。
これは、今回発見した
すごいことでした。
『やっぱり
アの神なんだ…』
そんなことをぼんやり考えながら
こちらの大きな栃の木にご挨拶。
まだこちらへ引っ越して来る前に
よしゆきさんと
chiaさんと
三人でお参りに来ています。
考えてみれば
すべて
すべて
ブログを始めてからのお付き合いになります。
このアメブロを始めることが
すべての始まりとなっています。
あのかたとも
あの人とも
たくさんのブログ友が出来て
つながって
つながって
また、つながって…
人生って不思議だなあ、
と思いながら
いえいえ
まだまだ続きがあるんです。
すこしばかり
この境内を散策してみました。
そうしたら
春節に相応しい?
あるものを発見したのです。