むかし昔
一万年前には
ここは大きな湖だった。
忍野八海 五番
湧池
何故、こんなに青いの？
メンバーから質問がありましたが
その理由を答えられませんでした。
もうしわけありません。
でも、もしかしたら
この湖の奥深くにある
白い珪藻土が何らかの影響を及ぼしているのではないかしら？
一万年前の湖の湖底が、
昨年放映されたNHKの水中撮影で明らかになっています。
その湖の名は
宇宙湖
宇津湖
旧忍野湖と便宜上呼ぶ方もいます。
太古の湖
忍野八海と言えば
この本物の五番湧池周辺に掘られた
人工池を見て、帰ってしまう観光客がたくさんいらっしゃいます。
この日も土曜日でしたので
どこかアジアの国と錯覚してしまうような
日本語ではない言葉が飛び交っていました。
この橋の下に
古代の湖につながる洞窟があるだなんて
知らず
本物の忍野八海を巡らずに帰ってしまう観光客たち。
ここからの八海巡りは
水に対するやるせない気持ちになって行きます。
人工池を掘ったために、池では無く
川の一部となってしまった
六番 濁り池
ただの水溜りと化してしまった
七番 鏡池
同じく、宅地化が進みまったく変貌していまった
八番 菖蒲池。
ここでわたしの道案内は終わり
次はメンバーのＳさんが
同じく忍野村の
四箇所の自然湧水の案内をしてくださいます。