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Channel: トヨタマヒメ富士日記
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Oh my country!①救世主の店

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予定より少し遅れて

バスは11:08に新宿に滑り込んだ。

14:00からの法要には時間があるので
近くでランチを食べることにした。

スマホ検索すると
西口のN村ビルに
◯ルバトーレのビュッフェランチが食べられるという。

N村ビルといえば
わたしが産湯を浸かった『淀橋貯水池』の跡にたった、(ウソ)
当時はノッボビルと呼んでいたアレだ。

昔はKOプラザを筆頭に
このビルとお隣のS友ビルくらいしか高いビルがなかったのだ。

今は高層ビル群の中に沈んで
何処だったかわからなくなり
現在地つきの案内図を二度も確認して
やっとたどり着いた。

全くお上りさんになったもんだ。

やっと見つけて階段を降りていくと
すぐにそれはあった。

{D309E8CE-85DC-4922-88F2-F28A2A9FEEEF:01}

時間によって料金が違うというシステム。
面白い。
わたしたちは60分コース¥1200ーをオーダーした。

アンティバストは充実していた。

{E5565DE5-AD04-43D4-ABC8-E3F9743A20C5:01}

こりゃ期待出来そう。
早く自慢のピッツァに行きたい。

この店は以前中目黒にあって
よくお世話になっていた。
大変な人気店で
予約しないと入れなかった記憶がある。

ところがところが
ピッツァとバスタの番になって

『うーむ』

『ん~んん』

ふたりは首を傾げた。

ピッツァはパリッとしていないし
ブラックオリーブと缶詰のスイートコーンなんて、あり得ない組み合わせ。
ビュッフェスタイルのバスタは期待してはいけなかったのだけど
ツナのオイルベースは無いよなあ…
ペンネ アラビアータには明らかに砂糖がはいっていた。

『本人が監修はしていないんだろうねー。』
『たぶんね。』

『◯ルバトーレ』は確か
イタリア人三兄弟の名前だったと思うのだ。

(余談だか、意味は『救世主』ではなかったかしら?
スペイン語だとサルバドール。
サルバドール・ダリの名前だ)

平日だというのに
若い男女で店内は溢れていた。
誰もが美味しそうに頬張っているように見えた。

うーん。

わたしたちも東京から離れて13年。

だいぶ味音痴になっているはずなのだけど

彼らはこの味で満足しているのだろうか?

それともランチビュッフェなんてこんなもんだと、割り切っているのだろうか?

何だか表面的で
上っ面の喧騒のように感じられた。


それにしても
東京は暑い。

ダウンジャケットとダウンベストを脱いでも
まだ、鼻血が出そうに暑い。


続く



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