10万年前に噴火活動が始まったと考えられている古富士火山。
現在の新富士火山に対してそう呼ばれているのですが
最近の研究では
古富士火山と新富士火山は
火山の活動としては同じもの、と
捉えられており
つい去年までは『富士山一万歳』とか
『五千歳』といわれていたのに
ついに『富士山十万歳』が定説になったようです。
さて
今日、私が行った
『古富士火山ローム層大露頭』
(田中収教授が命名)
なのですが
田中収氏によると
このような説明があります。
(忍野化石湖博物ランド
という副題がついた
田中収教授の編著からいただきました)
忍野化石湖とは…
そう
宇宙湖、
とか
宇津湖、とか
便宜上、呼ばれている
古代湖のことです。
さてさて
そのあとは
こちらの上に登る道あり。
それが先日記事にした
『蛇頭疫神社』のさらに上の
岬の突崎につながるのです。
やっぱりね。
昔、むかしは
さぞかしこちらからの眺めは
よろしかったのでしょう。
現在は
木々で鬱蒼としています。
縄文人の目でみること。
ここは岬。
富士山と宇宙湖を遥拝する
神事が行われていた場所だったのでしょう。
神事といっても
縄文の祈りは
どんなものだったのでしょう。
ミシャグチ?
石神?
大蛇??
太陽?
火山???
何に対してここから祈ったのだろうか?