寝耳に水のようです。
年の瀬も押し迫って
いきなりこのニュース。
アメリカとキューバが
国交正常化???
NHKニュースより
『国交を断絶し、半世紀以上にわたって対立してきたアメリカとキューバが、来月から国交正常化に向けた交渉を始めることになり、両国の関係は歴史的な転換点を迎えました。』
いろいろな情報が飛び交っています。
外交で失敗したオバマ大統領が
最後の功績を残そうとしているとか???
そんなことはわたしにとって
どうでもよいかも…
わたしはここ数日
1959年のキューバ革命の映像がTVから流れるので
ハイになってしまってます。
なぜなら、1987年に
フィデル カストロとヘミングウェイに憧れて
単身キューバに旅行に行ったのだから。
若くて怖いもの知らずだったわたし。
国交のないキューバに行くには
メキシコに入り
メキシコのキューバ大使館でVISAを取得し
アエロクバーナ(キューバ航空!)でハバナに向かったのでした。
ここ数日、嬉しいことには
キューバ革命の映像が何度か流れる。
33歳でキューバ革命を起こした
フィデル カストロは
わたしのヒーローのような存在だった。
フィデルは61歳になっていた。
でも、わたしの中では33歳のフィデル!
キューバに行ったからといって会えるわけでもない。
でも、町中に、プロパガンダやポスターがあちこちに!
それだけでも興奮したものだ。
そして、何故かいまでもとても男性に人気のある、彼。
チェ ゲバラ。
わたし、実は誕生日が一緒なんです。
だから、なにという訳でもないが
最後までリーダーであり続けた獅子座のフィデルと
最後まで革命家のままで死んだ双子座のチェ。
なんだかとても象徴的だ。
そして
この人も忘れてはならない。
キューバ革命の時にはなんと二十代で
スペイン革命を戦った両親をもつ
カミーロ!
やはり革命は彼の宿命だったのかしら?
このころわたしは
髭の男に憧れた。
でも、それなのに
髭を生やした男とは
ひとりも付き合ったことがない。
わたしが彼らに憧れたのは
20代や30代で
自らの世界を変えた、という事実だ。
女性の目で彼らを見ていたのではなく
自分の中の男性性が、彼らへの憧憬となったのかもしれないね。
1987年当時のわたしを思い出すと
まったく『マイナー ミーハー』だな、と思う。
これはわたしがかってにこさえた名称で
極端にマイナーなものに、異常にミーハーになる現象をいう。
バブル景気の入り口、
巷の若者は、パリ ロンドン ミラノ!
キューバやメキシコといった国はマイナー中のマイナー。
当時、わたしのまわりの人種は誰も行かなかった。
連日の報道で
マイナー ミーハーだった自分が蘇って
ひとりニンマリしているわたしです。
あの国に
再び光があたりますように!
陽気で正直で温かい
ソシアリストたちに‼