過去 百年間は
日本列島がたいへんラッキーな時期だったのだと
地学や
火山の研究者の方々がおっしゃいます。
大規模火山噴火がほとんど無かった時代
なのだそうです。
2011年の3・11
東日本大震災から
明らかに再び日本列島は
地殻変動の時期に入った、と。
押し並べてみなさん、そうおっしゃっています。
最新の
火山噴火警報の情報です。
12月14日の青木ヶ原の
『自然ガイドスキルアップセミナー』
の日
なんちゃんが、おしゃべりの中で
教えてくれたこと。
『東北の吾妻山が
噴火レベルが引き上げられたんだって!』
その時点では全然知らなかったわたし。
しかし、その晩は
開票速放など見てしまい
昨日やっとこさ調べてみました。
本当だ!
『福島県の吾妻山に火口周辺警報が発表されています。12月12日に小規模な噴火の可能性があるとして、噴火警戒レベルを1(平常)から2(火口周辺規制)に引上げました。大穴火口から500メートルの範囲では警戒が必要です。』
昨年の西ノ島から確かに騒がしい。
火山があちこち噴火したり
兆候が現れたり。
西ノ島
桜島
御嶽山
阿蘇山
蔵王
そして
吾妻山まで???
日本全国、方々にあるけれど
それがほとんど火山であるところをみると
『あづま』も、
やはり火の神
アソ、アサマ型火山名のひとつなのでは?
こちらは、福島県と山形県の県境。
吾妻山とは…
『吾妻山は、山形・福島県境にある多数の成層火山や単成火山などからなる火山群である。 噴出物は玄武岩~安山岩で、分布する範囲は東西25km×南北15kmである。 西吾妻火山、中吾妻火山、東吾妻火山に分けられ、噴出中心は東南東~西北西に走る南北の2列に大別される。 北列の多くの火山は山頂火口をもち、東部の一切経山(いっさいきょうざん)付近には、五色沼、大穴、桶沼、吾妻小富士など、多くの新しい火砕丘や火口が形成されている。 有史以降の噴火は、大穴火口とその周辺の爆発で、現在その南~東斜面には噴気地域が広く分布する。 構成岩石のSiO2量は51.9~64.2 wt.% である。
東吾妻火山は、東吾妻山、一切経山、吾妻小富士などの火山錐から構成されている。一切経山の活動は30万年前から開始された。 その後に浄土平付近を火口底とする山体崩壊で、東方に開口する径約2kmの馬蹄形爆裂カルデラ形成が、約10万~約28万年前の間に起こった。 さらにその後の噴出活動でカルデラ内に吾妻小富士や桶沼などが生じている。』
今回は
火山性微動
そして傾斜計も上がったそうです。
(山体膨張?)
今後とも情報に注意しましょう。