10月11日が
いよいよやって来ました。
あの、daraさんから富士信仰をテーマとしたツアー依頼があったのは
8月の中ごろでした。
この方は昨年、本当に偶然に樹海を案内したら、わたしのブログをご存知だったことから、交流が始まり、
その後一度、紅葉がとても綺麗な季節に
もう一度ご案内したことがあります。
その時のツアーの様子を
記事にしてくださっています。
樹海へ行って来たこのときはご主人のFさんが、
興味深い水のラインの話をしてくださったのですが
なんと、今年は
『火』だというのです。
『主人が火の神を調べていたところ、浅間神社のコノハナサクヤヒメですが、本来はアサマ大神(荒ぶる火の神)を祀っていたことに行き着き。
水の神もテーマですが、今は火の神も重要なテーマになっています。
今朝、浅間山が噴火している夢を見ました。現実的に噴火するというよりも、もっと深い意味があると思っています。』
なんと、なんと!
このとき(八月中頃)
浅間山の噴火を夢に見たというんです。
うーん、
火ですね?
日にちはフィックスで
10月11日!
わたしは始め、溶岩洞穴はどうかしら、と思いました。
誰もが感動してくださる、大室山と富士風穴はどうでしょう、と提案。
そうしたら
富士信仰がテーマなので
神社を入れて欲しいとの事。
そうだそうだ、
ネイチャーツアーではなくて
富士信仰でしたね!
それでは、と
いっそのこと
古の信仰登山の遺産
吉田口登山道を登るのではどうでしょう?
なんと、あのあの
流鏑馬の起源でもある
二合目の御室浅間神社。
そこは水の神でもあり火の神でもある
コノハナサクヤ姫を祀る場所。
そして、そこは
明治の始めまで、女人山頂といわれ
女性はそこまでしか行けず
そこから富士山の山頂を遥拝する場所でもあり。
そこまで行って降りてくるのでは?
すぐさま、そちらにしましょう、
とのお返事を頂きました。
先月にお二人は、飯縄山と戸隠神社に行かれたようで
そちらの記事を連載で書かれています。
ご主人のFさんのブログ
そして、
その後
御嶽山の突然の噴火‼
実は、Fさんは
今年の七月くらいから、噴火が気になり
御嶽山、浅間山、富士山など
修験道に深い関わりのある火山が噴火するのでは、と感じていたそうです。
さあ
今日になりました。
今朝も不思議な太陽に見送られ
一年ぶりにお会いした
ご夫婦とあちらの会員さんお一人の男性。
三名の方を最初にお連れしたのは
今日の旅の0合目とも言うべき
北口本宮富士浅間神社。
こちらは
センゲンと呼ばず
アサマ神社と呼ぶそうです。
そして古の登山道の出発点。
0合目から、二合目に
さあ、行きますよ!
『アサマやアソと言ったアの神はね、
縄文の神、火の神なんです。』
ここで、修験道の大先達であるFさん、
いきなりディープな話!
いいんですか?
わたしはただの道案内だけで
先達は、やはりこの方のほうが…
最初から、参加者気分で
Fさんに質問攻め!
それで?それで?
どちらがガイドか完全にわからなくなった状態で
次なる場所へ向かいます。
続きます。