すべてが終わったあと
流鏑馬の二つの神事
4月の勝山と
9月の下吉田と
御室浅間神社と
小室浅間神社
この違いはなんなのだろう?
そんなことを考えていた。
同じ、流鏑馬神事とはいえ
この二つは
まるで、別物だ。
御室は一言でいうと雅で
来日したオバマ大統領の前で
明治神宮で流鏑馬を興じた方々が行ったのも頷けた。
小室の方も、同じ流鏑馬保存会の方々が行うと思っていたら
馬から人から
衣装から
何もかもが異なり
土着のお祭りといった感じが色濃く残っていた。
ある意味、素朴であった。
色々な意味で興奮覚めやらず、といった感じで
chiaさんとお茶しよう、とのことになり
近くのステキなカフェに連れて行ってもらった。
カフェ月光
アイスカフェオーレを飲みながら
2時間くらい、おしゃべりしちゃったかな?
彼女が夢に見た、相模湖にある巨石が祀られている神社の話。
(どなたか、ご存知ないですか?)
わたしの記事の
富士山レイラインにつながる話。
都留市の牛石遺跡!
今度行こうよね
牛、来てるよね~
あれあれ
田牛!龍宮窟!
トウジって読むんだよね~!
親子ほども年齢が離れているのに
何だってこんなに話があうのだろう。
店の前を
朝馬
夕馬
二頭の馬が行脚した。
わあ!
何だか感無量だ。
さて
そろそろ帰りましょう。
車を停めている下吉田小学校に戻る途中
再び小室浅間神社を通るのだけど
そこで、なんと馬たちとの記念撮影現場に出くわした!
かなりなノリの違う
競走馬チックな
トキンじゃないの!
何度も目があった。
トキンは記念撮影もいやみたいで
けっこう暴れて足を踏み鳴らしたり
拝殿の前でウンコをしちゃったり
たいへんなじゃじゃ馬のようだった。
流鏑馬どころじゃないな、
わたしだってそう思った。
トキンの噂ばなしをchiaさんは聞いてしまったみたいだけど
本人だって、ここに来たくて来たわけでは無いのだろう。
思いもかけず
ある一頭の動物と
これからも心を合わせていくことになるのかもしれない。
それは、未来へのシュミレーション。
野生動物と、人との共生を目指すものとして、
まずは、身近な動物とコミュニケーションをすること。
何だか、深い深い意味がありそうだ。
父と、愛馬 流れ星のことを思い出した。
今頃は、また、空を
ふたりで疾走しているのだろうか?
じゃじゃ馬トキンは
わたしに大切なことを
教えてくれようとしているのかもしれないなあ。