kanちゃんファンの皆様!
、
お待たせいたしました(笑)
7月1日のお話しの続きです。
この森は
ブナを中心とした
落葉広葉樹の明るい森
ヤマブドウや
サルナシなどのツル性の植物もたくさん絡まって・・・
きゃああああ!
kanちゃんが
ターザンの真似事を~~~!
まったく永遠の
少女(少年)なんだから~。
「富士原人って、知ってる?」
kanちゃんが突然わたしに聞いたのです。
富士原人???
初めて聞く名前です。
思わず吹き出してしまいます。
以前
富士山の森を走っていく
人のようなものを見たそうです。
それも何人も!
ある人に聞いたところ
標高の高いところにしかいない
何を食べるとか、冬はどうするとか
そんなことは関係の無いひとたちがいる、と。
(つまり、エネルギー体だからなのですね)
それを
富士原人と名付けたのだそう。
ふう~ん。
標高1100mくらいのこの森は
富士原人がいるのに相応しいのでは?
わたしは富士原人に思いを馳せました。
すると
わたしがこんなに富士山の森が好きなのは
富士原人として森をすごいスピードで
走り回っていた過去があったからかもしれないなあ・・・
妙に納得してしまったのですね。
あまりにも美しいこの森。
そんなことを話していると
ある噴気孔に到着しました。
噴火口ではありません。
溶岩洞窟の横穴から
溶岩ガスが勢いよく抜けていった
噴気孔
それも青木が原では最大級のもの
そこでやおら
kanちゃんは座り込んで
あるものを取り出しました。
白いクリスタルボールです。
なんと彼女はつねに背負って歩いていたのです!
この場所は
なんとこんなところです。
高所恐怖症だったら
足がすくんでしまいそうな
噴気孔の真上です。
そこをみると
横穴の底が見えるのですが
なんともののけ姫に出てきそうな
空ろな丸い珠のようなものが・・・
正体はこれです。
つまり
木漏れ日!
それが洞窟の底にあたって
丸い木漏れ日が映りこんでいるのです。
前日
鵜の島の山頂で
kanちゃんがこのクリスタルボールを鳴らしたとき
わたしは目を閉じていたのですが
音が
わたしの後ろに回りこんでいくので
kanちゃんがボールを持ったまま
わたしの後ろに移動して行っていると思いました。
目を開けると
彼女がそのままの位置にいたことに驚きました。
このように
この音色はゆっくりと森を回っていきます。
なんともいえない不思議な感覚を
再び楽しませてもらいました。
正面からみた
本栖第一洞穴。
富士風穴の次に大きい。
そして
小さいものにも
目が行ってしまいます。
小さな小さなものも
森ではいとおしい。
画鋲くらい小さいきのこがたくさん出ていました。
今年初にお目見えの
タマゴタケ!
寄り添うようにふたつ
生えていました。
これは
オトシブミ。
小さな虫の作った
小さなゆりかごです。
この中にオトシブミの赤ちゃんが入っているのです。
オトシブミの話しをしたら
kanちゃんは身を乗り出して
感動してくれました。
おそらく
ものづくりをするものとして
この小さな小さな虫の仕事に
共感を覚えたのではないかしら?
そこで
わたしは不思議に思った話を聞いてみました。
秋田で生まれて
山形に住んでいる彼女が
なぜ、
諏訪とか富士山になんども来ているのか?
kanちゃんは
2007年くらいに
何故か富士山に魅かれて魅かれて
なんどもなんども
それこそ毎月のように
富士山に来てしまったそうです。
それは
理屈じゃなくて
だから家族にも説明ができなくて・・・・
それから
諏訪に行くようになって
そうしたら
自分が諏訪の龍だった過去を思い出したんだそうです。
諏訪の龍だったとき
富士山に恋焦がれて
富士山に行きたいってどなたかにお願いしたら
「もう戻れないけど良いか?」
と・・・
本人は
「いいです!」といって
それからそれから
北口本宮の
手水舎の
緑の龍さんになったのだそう。
6月30日の北口本宮富士浅間神社の
龍さん)
そんな話し
信じられますか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
わたしは
信じます!