そう、
2002年
午年の7月5日。
あの日は晴れていたなあ。
何処までも富士山は鮮やかに出迎えてくれて
余り見覚えのない夏の
雪のないお山が
ヨク来タネ!
って言ってくれたようだった。
私たちが東京から引っ越して来た日。
あれから12年目目の今日。
今日は朝から土砂降りで
朝七時半の時点で
今日のカヌースクールの中止の連絡。
今日一日
こんな天気なのかしら?
と思っていた。
夕方
やはり富士山は姿を現さず。
でも
にわかに青空が少し顔を出した
東の空。
何だか不思議な雲。
そうか、
そうなんだ。
三年前まで気がつかなかったんだけど
用意周到に
ここにくる事は決まっていたんだ。
生まれた時から?
生まれる前から?
おそらく
自分で決めた。
あるいは
目に見えない方たちが?
ここで楽しみ
葛藤もし
成長し
そして
何かのために、働くために。
そうなんだね!
そう気が付いて
お空を見上げたら
少しだけ覗いた青空が
にっこり笑っていた。
また、
やられた!
今宵は
わたしの町は
富士山開山祭の花火。
たまたま今日なのだ。
花火嫌いのわたしたちだけど
このタイミングは
わたしたちの富士山永住12周年を
お祝いしてくれるようで
何だか嬉しい。
かってに楽しんでしまおうかな。