富士いのりのセレモニー2013in山中湖
2日目
6月23日になりました。
相変わらずわんこのせいで
全体の大きさがおかしいので
(文字や写真まで、全てが私が見ると異常に小さいのです)
直し方がわかる方はぜひ教えてくださいね!
朝、8時
山中湖の平野
ちびっ子広場にスタッフ集合です。
実はこの朝4時から
聖なる杖のセレモニーが日の出とともに行なわれていたのです。
宿泊のスタッフや参加者のの40名ほどは出席したそうですが
わたしは「通い」なので
そちらには出席しませんでした。
聞けば、素晴らしい富士山が姿を現して
荘厳なセレモニーとなったそうです。
8時にきたら
あらあら・・・・
富士山は
すっかり雲に隠れていました。
それでも
山中湖の湖畔でみなをまっていてくれるもの
エル・サルバドールから海を越えてやってきた
調和と平和を齎すという
聖なる杖
わたしはこの鹿の頭骨に付いた角が
左右非対称ではないことがすごいと思い
その前の晩、エリザベスさんに言ったんですが
「彼女はアーチストね・・・」
と
通訳のかたに・・・
いやいや
そんなんではなくて
阿吽の狛犬さんとか
陰陽とか
左右が異なることがバランスなのではないか・・・
最近そんなことを考えていたものですから。
さて
セレモニーのお話しに移る前に
この2日間に先駆けて
こころの架け橋いのりの和のページで
この杖のことが書いてあったので
もういちど再確認したいと思います。
http://mirokumusubi.blog115.fc2.com/blog-entry-1857.html
●世界遺産登録とシンクロして「聖なる杖」が霊峰富士に来訪!
ご存知のように、早ければ6月16日にもカンボジア・プノンペンで開かれる世界遺産委員会で最終的に登録が決まる
「世界遺産富士山」。
今回のいのりのセレモニーには、まるでタイミングを合わせたかのようにシンクロして、6月22日の夏至の時期に「聖なる杖」がエルサルバドルより来訪し、霊峰富士を祝福いたします。
今回のセレモニー・ガイドでは、この「聖なる杖」に関しての詳細情報をお伝えしましょう。
「聖なる杖」の解説をして下さるのは、グアテマラ・キチェマヤ族エルダー、エリザベス・アラウホさんです。
今回は「聖なる杖」を携えてセレモニーに参加してくれるキチェマヤ族エルダーのエリザベス・アラウホさん。
以下にエリザベスさんによる「聖なる杖」の解説を掲載いたします。
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<聖なる杖>
「聖なる杖」とは、「平和と調和そして人類愛」のエネルギーをもたらすために、世界各地を巡礼している杖」です。
「聖なる杖」は「Tzite」と呼ばれるマヤの聖木でできています。
上部には鹿の頭蓋骨があり、この頭蓋骨はマヤが大事にしている東西南北の4つの方向を示すシンボルです。
また「聖なる杖」は蛇の皮で覆われており、これはマヤ神話で最高神とされる「ククルカン」の象徴です。
「聖なる杖」にあるコンゴウインコの羽は、祈りを創造主に届けることを象徴しています。
そしてTziteの種を使ったネックレスで装飾されています。Tziteの種はマヤ占いでも重要なシンボルです。
<「聖なる杖」の誕生>
「聖なる杖」の誕生は2005年にさかのぼります。
エルサルバドルにある「ナハウ・ピピル・コミュニティ(評議会)」の長老であるタタ・エルネストは、祭祀の最中にあるメッセージを受け取りました。
「聖なる杖」の啓示を受けたタタ・エルネストさん。
それは「Tziteの枝を使って杖を作るように」というものでした。
「Tzite」はマヤでは聖なる木とされており、いくつもの伝承がある聖木です。その啓示に従いタタ・エルネストは木を探しはじめ、直感的にふさわしい木を選んで杖を切り出しました。
こうして「聖なる杖」は誕生しましたが、しばらくはそのままエルネストによって保管されただけでした。というのも、その杖をどう活用すべきか、何も啓示が無かったからです。しかしあるセレモニーの最中に2回目のメッセージが降りました。
「その杖は世界のあらゆる人々に精神的な平和と統合をもたらせる使命を持つものである」と告げられました。
こうして2005年の冬至から、「聖なる杖」は動き出したのです。
<国内のあらゆるコミュニティを巡る>
2005年冬至以降、この「聖なる杖」はエルサルバドル国内のさまざまな宗教を超えた長老たちの手によって祝福されています。
東部マヤ評議会、イスラム教評議会、ヒンズー教評議会、バハイ教、キリスト教などです。
この「聖なる杖」を使ったセレモニーを行うと、その場所に「平和と調和そして人類愛」の良いエネルギーが満ちて、人々の想いも変わると私たちは信じています。
このようにして2005年以来の5年間、この「聖なる杖」はエルサルバドルの人々の間を旅していました。
<海外へ旅に出る>
2010年になり、新たな啓示が降りてきました。それは「今年の冬至にこの杖は海外へ出ていく」というものでした。
そしてその通り、ヴェネゼーラ、コロンビア、アルゼンチン、チリと南米を旅し、そして中米グアテマラと巡りエルサルバドルへと戻りました。
これらの旅はすべて「女性たち」の手によって行われたものでした。
「聖なる杖」の旅が許されるのは、年に4回、春分・夏至・秋分・冬至の時期に限られています。
そしてそれを携えるのはいつも決まってスピリチュアルな「女性」たちです。
その意味でこの杖は「女性性の時代=調和の時代」の象徴でもあります。
そして2012年には、オクラホマ、カリフォルニア、アラスカといった北米を旅し、エルサルバドルへと戻りました。
<2013年6月夏至 日本へ>
中南米、北米での「平和と統合」の巡礼を終えた「聖なる杖」が、今、2013年の夏至の時期に海をはるか越えて日本へ向かおうとしています。
沖縄の神人(かみんちゅ)の女性、比嘉りかさんによって「聖なる杖」が呼ばれたのです。
「聖なる杖」は誰のところに行くのか、行くべき場所を知っています。
日本へ向かう途中、ロサンゼルスでも「聖なる杖」のセレモニーが行われます。
「聖なる杖」を日本に呼んで下さった比嘉良丸さん、りかさんたち、そして会場にお越し下さる皆さんに、感謝したいと思います。
エリザベス・アラウホより
グアテマラ・キチェマヤ族エルダー&アフキフ、ナハウ・ピピル評議会メンバー
※アフキフはマヤ占星術のできるマヤ暦キーパー・スピリチュアルアドバイザーに対するマヤの呼称。
グアテマラの聖地で祈りを捧げる祈り人たち(左から:比嘉りかさん、エリザベスさん、比嘉良丸さん)
このように
聖なる杖のセレモニーは
前日のナイトセレモニーと、早朝の日の出のセレモニーで
完了したのでした。
というわけで
次は
エリザベスさんによる
火と水のセレモニーのようすをお伝えします。