大王わさび農園という名が
この安曇野の地を古代に統治していた
八面大王から由来するとは
まったく知らなかった。
18年か19年前に初めて訪れたときも
ただ、お蕎麦を食べ
雲雀の歌を聞いただけ。
その時も
このようなものがあったのか、
まったく記憶が無い。
八面大王が最後の砦としたという
石室を再現した場所。
本来は
有明山の山麓にあるのだという。
有明?
やはり八面大王は安曇族なのか?
アリアケというのも
不思議な名だ。
そうして
八面大王の本名(?)は
魏石鬼(ギシキ)という。
ギシキ・ハチメンとは考えられないか?
やはりおかしな名だ。
もっとも1200年のあいだ
名前はかなり変わってしまったのだろうな。
蘇民将来伝説のように。
ソミン・ショーライ
コタン・ショーライの兄弟
そして
あの
甲府盆地の
ウサベラーが左右口に転換していったように。
彼は
一体誰なのか?
ギシキ・ハチメン。