また、
あの姉の話です。
『うわ!
ここすごいよ!
すごいパワー!』
お茶目な姉がまた、騒いでいます。
今日は実は
母と姉と三人で
お墓参りに富士宮にやってきたのです。
我が家の家紋は
丸に四つ目。
これは隅立て四つ目といい
信玄の武田菱の流れが有ることを教えてくださったのは
ブログ友の飛鳥さんでした。
お墓参りをすませ
境内の花々があまりに美しかったので
いつもはよらない場所を
お花見がてら
そぞろ歩くことにしました。
まだ富士山北麓では咲いていない
八重桜や様々なツツジが見事で
おしゃべりしながら楽しく歩いていました。
わたしが夢中で写真を撮っていると
例の姉
あの代官山のトンネルを龍になって通るという、不可思議な言動をする姉が
わたしをある地点で待ち構えていました。
ねえ
ここに立ってみて?
すごいよ、
ここ。
わたしは姉の言われるままに
そこに立って見ました。
何と無く気持ちはいいのですが
よくわからない。
そこは
十字路なのです。
姉が向いている方向に向かうと
左手には
日蓮さまなどの
三師供養塔。
斜め左方向に富士山。
そこからは見えませんが。
右手には
墓地のセンターのような場所
サークルになっています、
わたしはそちらがすごく気になりました。
十字路のクロスするところを外れると
あ、全然違う!と
姉が言います。
わたしにはやはりよくわからない。
母はもっとわからないみたい。
何?変なこと言わないでちょうだい!
と、訝しがります。
お寺やお墓で
パワースポットはいかがなものかしら?
しかし
この敷地内には
富士山簏で最大の縄文遺跡が発見されています。
それは環状列石で
富士山の祭祀跡だといいます。
広い境内の何処だかはまだ調べていません。
三師供養塔の正面
つまり、サークルの先がわたしにはとても気になる。
いってみよう!と姉を誘いました。
するとそこはこの霊園の最も古い元の場所で
八重桜のトンネルになっていたのです。
それはそれは
素晴らしい眺め!
母は待っているわ、というので
姉と二人で降りて行きました。
姉はいつも何かを敏感に感じ取るのです。
そして
やはり縄文と土地のエネルギーは
リンクしているようです。
わたしはといえば
ただただお花のパワーを
頂いただけでした。