また
何かの迷路に入り込んでしまったみたい。
4月5日
K子ちゃんの多摩川のお花見会。
楽しみにしていたのに
自分のミスであえなくキャンセルに。
次の日
Rちゃんが東京からやって来て
天下茶屋へ。
そこで、二階にある太宰治の年表を見て
久しぶりに、この作家が
39歳になる寸前で玉川上水で入水自殺をしたことを思い出す。
太宰治は特に大好き、という作家ではない。
でも
わたしが移住した、河口湖と関係が深いことが面白いと思っていた。
特に『玉川上水』で何かが自分の中に引っかかるものがあった。
それは、4月1日に行かされることとなった最初の夫との代々木にあった新居。
そこから、何故付き合うことになったか?を思い出したとき
国分寺の鷹の台駅まで酔っぱって
玉川上水の土手を歩いたことを思い出してしまったからだ。
30年前の記憶は誰もがそうで有るように
曖昧で断片的なものだ。
『玉川上水』の名前は記憶していたが
それはどこからどのように流れていたのだろう。
だいたいにして
玉川上水は、同じ音をもつ
多摩川とは違うものなのか?
そして、神田川と神田上水があるように
その違いはなんなのだろう。
そして、
太宰治が入水自殺をした場所はどこなの?
わたしと元夫が酔っぱらって歩いた場所との位置関係は?
どちらが上流でどちらが下流?
それからそれから
昨日は笛吹市で桃と桜を見たのだけど
太宰治の桜桃忌を調べたら
なんと遺体が発見されたのは
6月19日!
太宰の39歳の誕生日だったという。
だから、桜桃忌は毎年6月19日。
そして、
入水した日がなんとわたしの誕生日!
わお!
そこからわたしは太宰が入水した場所を調べて見た。
そこから
また、どんどんシンクロが
つながっていくのです。
さて
まずは
『たまがわのゆくえ』