桜前線が列島の半分までくると
西湖の湖畔は
和えやかに色づいてくるのです。
春の訪れを告げるのは
里では梅だけど
山では黄色い花たち。
壇香梅(ダンコウバイ)や
木五倍子(キブシ)
ハンノキの仲間の雄花など。
忘れちゃいけないのが
山猫柳というニックネームを持つ
バッコヤナギのふわふわの花
黄色じゃない?
いいえ
もう少し立つと開いて真っ黄色に!
ハンノキの仲間も
雄花は黄色を帯びてきます。
左の黄色いのはミヤマヤシャブシの雄花
右のはヤマハンノキですが
花粉を出す前に落ちてしまったみたい。
大丈夫。
上をみたら、沢山ぶら下がっていました。
こんな子も!
エノキダケですよ。
嘘~って?
わたしたちがスーパーで買うのは
これをおがくず栽培して
モヤシのように育てたもの。
こんなに野趣豊かなんです。
雪が溶けた頃、顔をだします。
もちろん、頂きまーす!
見上げれば
木々が背伸びをしているよう。
枝の先がほんのり色づいています。
今日の日中はすごい雨で
そんな中
樹海のツアーを二本こなしましたが
4時ころ河口湖に戻ってきたら
大きな虹!
ラッキー‼
みなさまにも富士山麓の淡い春の兆しと
この虹をおすそ分けします。