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Channel: トヨタマヒメ富士日記
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心と体はひとつ ②宇宙人現る

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今思えば不思議なのだけど

初めて行く場所なのに

吸い寄せられるようにその会場に入っていった。

ビルの名前は、とK先生にメールすると

住所をいただいただけだったので

完全に勘でたどり着いたことになる。


「船津福祉センター」

あ、ここに違いない。


靴を脱いで入ると、

左の部屋の扉が開いて

中から藍色の作務衣を着た男性が現れた。


K先生だな、と思い

ご挨拶すると、いきなりわたしがいるので驚いたようだったが

初対面でわたしのほうが驚いた。


わっ

宇宙人だ!


K先生の耳は宇宙人のように尖っていたのだ。


なんだか愉快になってきたぞ。


部屋に入ると、例のパンを焼いている女性がいた。

知った顔があることで安堵した。


しかし、さらに驚いたことには

一ヶ月に一度行なわれるこの「河口湖活元会」には

数十人の方が登録されているようなのだけど

午後の部に申し込んだ人たちが午前にみな変更されたので

午後はわたしひとり!

すなわちマンツーマンで施術?講義?をしてくれるらしい。


この時点ではまだ何をやるのかわからなかった。


パン屋さんの女性(ごめんなさい、名前を忘れてしまいました。)が

初めてなのにひとりでは心細かろうと、最初のところだけいてくれたのだ。

こころ強かった。ありがとうございました。


まずは簡単なアンケートを書いてから

(参加するきっかけとなったキーワードは?という質問があったので

「病気はありがたい、体からの声」と書いた。少しニュアンスが違っていて

すぐそばに書籍があり、「病むことは力」というタイトルだった。)

{571E4906-4F81-4C5B-BF10-D4EDF578DD49:01}


それから

「野口整体」の簡単な説明からしてくださった。


野口晴哉氏はそれこそその世界の大御所で

すでに亡くなっており

その晩年のお弟子さんの金井省蒼(かないしょうぞう)さんという方が

そのKさんの先生にあたる、ということだった。

知らないのはわたしばかり。

「野口整体」はその道ではかなり有名なようだった。


その金井省蒼氏の著書が

『「気」の身心一元論 心と体はひとつ』

『病むことは力』

『風邪の効用』

などの

目から鱗の発想の大転換につながる理論だったのだ。


ブッククラブ回に載っていた書評より


「頭で生きる」

二元論的な分離の世界から、身心一元となった和の世界へ


へ~!


どんなことをやるのかしら・・・


ワクワク・・・


「活元運動」とは

イデオロギーではなくて、実際の運動を行なうことらしいのだが

瞑想もするというので興味深々。


なにしろマンツーマンなので

この宇宙人先生と二人っきりはかなりドキドキだし

まあ、何しろいわれた通りにやってみよう。


なに

人体実験だ。

自分の体におきることを味わってみよう。


「最初に三つのポーズがあります。

それをやってみましょう。」


やっぱり初体験でいきなり皆と一緒だと

ここまで丁寧に教えてもらえないだろう。

ゆきさんは丸2年

パン屋さんは丸5年通っているというのだ。


パン屋さん曰く

毎日のネガティブな出来事(心配事や不安や憤りなど)を

ひとは背骨に溜め込んでしまう。

それを活元運動で開放するのだという。


ほ~

確かにそうかもしれないなあ。

背骨が重要というのはとても納得がいく。


森を歩いたり、自然の中に身をおいたりで

ストレスが都会生活をしていたころに比べれば比較にもならないが

どんなことをしていても、人間関係などでやはりストレスを溜め込んでいる。


今年は新しく「森林セラピスト」を目指すことになったので

人を癒すお手伝いをする人が自分でストレスを抱えていたのでは

いい仕事が出来ないしな・・・


全ては絶妙なタイミング!


さて

結果は・・・


続きます。






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