姉はいつもの調子で
のたまうのだ。
その公園でね
ひとりでお弁当を食べてると
鳥や
虫やらが集まって来るのよ。
おおお
お姉さま!
あなたは虫が大嫌いだったのでは。
やあねえ、
蝶々よ!
とくに揚羽蝶!
アゲハですか。
失礼いたしました。
そうそう
ヒヨドリとかね
アゲハ、とくに、黒揚羽がくるのよ。
ふーん
その話は前にも聞いたわ。
妄想、じゃ無くて?お姉さま。
それでね
笑わないでね。
笑わない、笑わない。
早く言ってよ。
姫、
我らがお守りします、って
云うのよ。
いつも。
きゃーーーっ!
姉が代官山で店をやっていたのは
たしか2007年まで?
現在進行形になってるじゃない!
会話が!
(鳥や蝶々とを会話というかは別として)
それに
一月末に来たときには
戦国武将だった、って言ってたじゃない!
次は
姫でごじゃるか。
だから徳川の御屋敷後で
やっぱり!
なのでごじゃりますな?
わたしは完全に
爺となっていた。
爺や、その他の家来のものが
鳥や蝶々に姿を変えて
姫をお守りもおす、って!
この姉のペースにはまってはいけない!
わたしは頭を切り替えて
自論を展開する事にした。
アースダイバー地図が
手元にあるではないか。
縄文よ!
大切なのは縄文、縄文、縄文!
この縄文地図を見て!
ふうーん。
ジョーモンねえ。
わかった!
なにが?
住むなら
ジョーモン遺跡のあるところなら
津波が届かないってワケでしょ?
まあ
その通りでございます。
姫さま。
今日のところは
このへんで勘弁してあげよっと。
さて、
ものすごい偶然なのだけど
例のK子さんが
例の公園に行きました、と
メールを下さった。
何故、この日?
なぜ?
あの
徳川の屋敷あとに公園を作る際
でてきたという
巨石の写真を送ってくださった。
まず二月末のこの公園の桜
すごく綺麗!
そして
縄文由来とわたしが確信している
巨石!
いつものように
ものすごいタイミングでの
この石の画像。
まるで打出の小槌のようです。
ありがとう!
K子さん!
わたしも近々
ここに行かないとね!