安倍晴明。
陰陽師としての名を欲しいままにした
実在の人物。
鎌倉時代から明治の初頭にかけて「陰陽寮」を総括した
安倍氏(土御門家)の祖。
でも、映画に描かれている彼は
本当にあの姿だったのかしら?
リアリズムを追求するわたしは
また小さな旅にでた。
いつもの悪い癖。
彼の生きていた時代
平安時代中期に行ってみたくなった。
調べれば調べるほど
虚構と現実の世界の大きな隔たりに気付く。
リアルな彼、安倍晴明は
出生地がどこであるかは確定されていない。
大阪説
茨城説
香川説などがあるらしい。
大阪説について
大阪市阿倍野区阿倍野元町には安倍晴明を祭神とする
神社があり、「安倍晴明生誕伝承地」の碑がたっているらしい。
え?阿倍野???
阿倍野には近鉄デパートがあって、わたしが勤めていた会社の直営店があり
25年くらい前は年に四回ディスプレイに行っていたなあ・・・
そのころまったく関心がなかった。
茨城説について
驚いた!
「ほき妙」所収の由来を根拠にしているといわれ、これは今のところ最も古い時代にまとめられた晴明の伝記とされているもので、重要だとか。
茨城???
うそ!!!
「月刊ムー八月号(No237)では
晴明の父は平将門であると結論づけています。」
出ました!!!
これはあながちまったくとんでもない説ではないぞ!
わたしは二人を調べていてそう感じました。
それは後日根拠を述べます。
安倍晴明の家系図や
その人生に関しては、現在宮内庁の古文書と束ねる部署に
記録が残っているようです。
それによると
平将門の子であるかは別として
きちんとした家系図が残されており
人間の父母がきちんと記されているので
母親が「葛の葉」という白狐だった説も
虚構の中だったことになります。
そして生年月日
これは少し驚きます。
(これも真実かどうかは解かりかねますが)
延喜21年1月11日生まれ(!!!)
これは西暦になおすと
AD921年2月21日(!!!)
これだけでも
「きゃ!エンジェルナンバー♪」
とかいって、小躍りしてしまいそう。
そして寛弘2年(1005年)没
こちらは唯一確定できる年代らしい。
だから2005年に没後千年ということで
一大ブームが巻き起こったらしいのです。
まだまだ調べれば調べるほど
面白い話が続々と出てきます。
続きはまた!