いやあ
完全に参りました。
わたしも親戚のおばちゃんのように
真央ちゃん!金メダル取らせてあげたいなあ、なんて
ソチ冬季オリンピックが始まってから
祈るような気持でいました。
でも
よく考えてみたらわたしはオリンピック否定派。
とくに冬季オリンピックは開催地の自然をことごとく破壊する。
16年前の長野五輪のときは
オリンピックの開催が決まったときから
長野新幹線や高速道や
開催地の山林はことごとく伐採されたのは記憶に新しい。
でも、いざオリンピックが始まってしまうと
その年は愛するスノーボードが競技種目に認定されたこともあり
結局、一緒になって、手に汗を握ってみている自分がいました。
「環境保全」と「観光誘致」
決して交わらぬ両者の平行線の中で。
人間て、なんて単純なんだろう?
身近な人がオリンピックに出る!となったら
やっぱり応援したくなる。
そしてやっぱりメダルを取れば
感動が頂点になるだろうし
身近でなくても日本人なら当たり前の感情だ。
そしてメダルの色にもこだわって
それが金であれば、日本中大騒ぎ。
よっぽどの天邪鬼でなければ
当たり前の話だ。
でも今回の浅田真央ちゃんの演技は
わたしたちにすごいことを気がつかせてくれた。
「メダルよりも大切なこと」
「得点という数字よりも大切なこと」
金メダルを取ることよりも
日本人、いや、他の国の人たちをも
感動させることってあるんだな。
ありがとう。
真央ちゃんと
ソチの懐の深い大きな自然の神々。
あなたたちの命が
決して無駄になりませんように。
わたしたちがこれを期に
変わることが出来ますように。