Quantcast
Channel: トヨタマヒメ富士日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5679

富士高天原のシメククリ 「豊玉姫を祀る神社」

$
0
0

昨日の雨は

標高の高いところは雪となり

ワンダフルな景色をあちらこちらに出現させて・・・


{635704F9-665A-4096-B2BD-18775D4ADA0F:01}

年末なのでやることどっさりあるのに
「今日はすっごく綺麗だよ!」との山中湖の友人の電話に起こされて
いそいそと出かけてしまいました。


富士吉田の道の駅でしばし富士山を眺めたあと・・・


そうだ!と思いついて
鐘山の瀧にいって
あまりの美しさにしばし呆然と立ち尽くし・・・
(お昼にすでに記事にしました!)


そして今日は
今年最後のお詣りに
「豊玉姫命」を祀る祠にやってきました。




chiaさんが
ぜひ一緒に、といってくださったのです。
家からほど近いので
いいですよ~!と二つ返事。


思えばchiaさんがここの夢を見てから
お詣りに行かなくてはと思い
りなさんを誘って3カ月まえの「秋分の日」に来のだそうです。
そのとき「木花佐久耶姫命」だと思っていたご祭神が
「豊玉姫命」としってびっくり!
それでわたしにメッセージしなくちゃ、と何故か思ってくれたという
いわば
ふたりのご縁をつないでくれた、祠なのです。



{783241A9-403B-48DE-A88F-9E1DDB31CAF3:01}

産ヶ屋崎という河口湖の岬の突崎にあります。

{5CBF8AE1-83D9-4C55-B14B-459FB843C955:01}

少し早くついてしまったわたしは
久し振りにこの岬の下から富士山を眺めました。
すっかり木々も葉を落として
富士山の姿が見えやすくなりました。

{9C784355-DF4B-454C-9846-805CEBA90E45:01}

下から岬を見上げます。
今日も光がステキです。


chiaさんが約束の時間通りにきてくれて
いつものように
2,5名で階段を登ります。

{0E8F2580-9D0F-4DE1-B5D1-5FE635424BD8:01}

急な階段を登り
ここの天辺に上ると


{D3261A2A-DBAF-4BD5-852E-973D38F65E22:01}

溶岩で出来た小さな祠があります。
何故か鳥の羽が左右に供えてありました。


伝承では豊玉姫命が
ここに産屋をたてて皇子を出産したが
屋根のウガヤ(鵜の羽とも茅の種類の名ともいわれています。)が葺き揃わないうちに産気づいたので
その子は「ウガヤフキアエズ」と名付けられたとのことです。
記紀神話では「神武天皇」の父君にあたります。


その後

「決して見ないでください」と姫は懇願したにもかかわらず

夫君のヒコホホデミ尊は覗いてしまい

巨大なワニザメの姿でのた打ち回って出産していたのは記紀神話。


こちらの伝承では

大鯰(おおなまず)になって、ドボンと河口湖に帰ってしまったといいます。


ワニザメ・・・!

大鯰・・・!!!


わたしが恥ずかしげも無く

「とよたまひめ」をブログネームで名乗っていられるのも

この姫さまの伝承を思うと

なんだか安心感があるからかもしれません。

ぜんぜん気取っていないのですものね。




{083AE7D3-A525-46C7-BF19-F1EF8CB4206E:01}

岬からの富士山。


宮下文書では
もともとはこの祠は宇宙湖の岬(現在マウント富士がたっている大出山)にあり
溶岩で埋もれたので(鷹丸火溶岩流か?)
山中湖から河口湖に
こちらの場所にに移されたといわれています。




なんとなく
今年最後のお詣りは
富士高天原伝説で閉まりそうですね。


めでたし
めでたし。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 5679

Trending Articles