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Channel: トヨタマヒメ富士日記
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水のつながりと頼朝の「おびん水」

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どうも妙だなあ・・・・


来年の話なのですが。



わたしが所属しているあるNPOの来年企画で「白糸の滝」をふくむ

「新春富士山西麓の湧水めぐり」というのがある。


すでに申し込んでいるのだが

白糸の滝は結構長いこと工事中で

富士山世界文化遺産構成要素にも指定されていたのに

まったく間に合わずに来年工事が終わるので

そうそうに行ってみようとのイベントだ。


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(白糸の滝)



「新春富士山湧水めぐり」は

白糸の滝だけではなく、その他の湧水を巡ることになっている。


行程の中に「おびん水」とあった。

初めて聞く名だった。

なんとなく頭にその名が入っていた。


今日は樹海のガイド当番で

先日当番だった「くらさん」から

「もうお客さんが全然来ないよ。読書の日と決めて本を持っていって読んでいた」

そんな情報をもらったので

わたしも今日は読書の日と決め込んだ。


それで

図書館で本を何冊か借りていたので

それを持って行き、午後の2時くらいから開いてみた。


結局二冊ほどしか読めなかったのだが


遠藤秀男さんという方の地元の郷土史研究家の「富士宮歴史散歩」がおもしろく

合間合間になんとか興味のあるところを読んでみた。


そのなかに

「おびん水」があったので

あら?これだこれだ、と読んでみたら・・・



なんと!!!

すごい場所であった。


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お鬢水は、白糸の滝のすぐ左上にある溶岩の窪地に湧き出している水で、源頼朝がこの水でほつれた鬢(耳際の髪)を直したという伝説が残る場所。白糸の滝の流れ落ちる音が響く中、静かに水をたたえており、周囲は清らかな雰囲気に包まれている。富士講の霊場の1つでもあり、パワースポットとしても知られるところだ。


http://japan-web-magazine.com/japanese/shizuoka/obinsui/index.html



(パワースポットはいいとして)


まさに「まじ?」という感じであった。

しかも・・・

遠藤秀男さんの本によると


「(長谷川角行が富士講をつくった源泉として)

その基礎力となったのが、じつは白糸滝にある「おびん水」なのである。

今その場所には木華(このはな)竜神と真之御柱竜神、および

磐長竜神が祀られている。」


ゲゲゲッ!!!




自然科学や地球科学

そして火山学や環境科学を深く学ぼうとすればするほど


日本の歴史や信仰の世界にぶち当たってしまうのは何故なのだろう?


わたしは実は日本史が大嫌いだった。

漢字だけでできている人名を覚えるのが大の苦手で

記紀神話の神様の名前などは覚えられるのに

実在の人物にはとんと興味がもてない。

わたしは過去世で日本に生まれたことが今までなかったんではないかしら?

源頼朝さんは富士山麓にたくさんの足跡を残しているようで

どこにいってもその名が出てくるが

まったくといってよいほど興味をそそられない。


にもかかわらず・・・

また!出てきてしまった・・・


おそらく

今興味のある方向と

出てきてしまうファクターの何かを融合しなくてはならない時が

来ているのかもしれず・・・・


とりあえず

来年は

「おびん水」から

新しい謎解きの旅はスタートするのかしら?


みなさま

来年もよろしくお願いいたします。

(まだ早いって!)


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