この惑星 地球が
ガイアという女神としたら
その体は何で出来ているのだろう?
アソよりアサマに来たその意味は
丸ごとそのマッス(塊)を感じるため?
(うわ!
いま気がついた!
塊(かたまり)という漢字は土に鬼なのですね。
魂(たましひ)は、云うに鬼!!!)
でも
今年の三月に来た時と同じように
またしても道路の凍結が
わたしを阻む。
鬼押出に向かう有料道路の手前
峠の茶屋までなんとか辿りつく。
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うわあ!
アサマだ!
峠の茶屋の前でいきなり姿を現す。
もはやここまで?
友人が戻ると言い出すが
普通道路で群馬方向へ
行ける所まで行ってみようと提案してくれた。
これが正解で!
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15分ほど走ると
1783年の天明の噴火の火砕流あとに辿りつく!
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アサマをここまで感じることが出来るなんて!
そしてその場に看板あり。
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何と!
昨日、青木ヶ原でご一緒だった
荒牧重雄教授の監修。
アサマは富士と同じく
二つの県に跨っている。
北麓、群馬県
南麓、長野県。
天明三年(1783年)
「天明三年五月九日(新暦)に始まった噴火は、七月末より次第に激しさを増し、
八月五日には火砕流が発生して山麓の土砂や沼地の水を取り込みながら
土石なだれとなって、北麓の鎌原村を襲いました。
その後吾妻川に流入して泥流となり、吾妻川、利根川沿いに洪水をもたらし
犠牲者は1400名以上にのぼりました。」
雪原でしばし遊ばせて頂いき
思い残す事なく
帰路につく。
さあ
また4時間の道のりだ。
しかし
途中の
信濃追分でも
常にアサマはその姿を現してくれた。
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南麓からのアサマ。
佐久平を過ぎると
こんどは
八ヶ岳がずっと車窓に寄り添うように・・・・
これで三週間。
ずっと
八ヶ岳
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八ヶ岳の権現岳にも
イワナガヒメが祀られているそうだ。
やはり火山である。
そしてまた
正面に甲斐駒ケ岳の南アルブス
これも三週間
連続でお会いする。
韮崎を過ぎると
淡い茜色の富士が
どこまでも嫋やかに
懐を拡げてわたしたちを待っているかのように思えた。
(写真を撮ったのですが
光量が足りずにボケボケだったので
削除してしまいました。
残念!)