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Channel: トヨタマヒメ富士日記
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KIFUNE✳︎ “火と水のバランス ”0519満月の話

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鞍馬寺での
ウエサク 祭を終えて

京都の宿で、一夜明けて、

次の朝は、
令和最初の満月を迎える。

京都のゲストハウスで
朝、TVを付けたら、

なんと!
箱根山が噴火???




関東から遠く遠く
関西へ来て
最初の朝のニュースが
これとは!

実は、前日
鞍馬では
“火”を強く感じてて、

鞍馬“火”
貴船“水”の
位置関係に
思いを馳せていたのです。


(鞍馬山の東に、鞍馬川
西に、貴船川。
二億六千万年前の山は…

そうだ、
水に囲まれているが故に
火と、バランスを取っているのかも知れない…)


その日の朝、
昨日は行かなくて
そして、今回は行く必要が無いと感じてた
『KIFUNE』に行こうと決心した。

26年前に
行ったからね、

それが、
今回
行かなくてもいいや、と思った理由なんだけど、

行かなくては!
なぜか思った。

二人に話すと、
すぐさま、賛成してくれた。

それで、
次の日も
叡山鉄道に乗り
『貴船』に行くことにしました。


26年前
確かに、ここを歩いたはずなのに…

あの、鞍馬寺の金堂の
『金剛床』しか、思い出せない。

そのあと、確かに
鞍馬寺、奥の院を回り
貴船川を下って、帰って来たはずだ。

すでに日は暮れて、
やたら長い道を不安を抱えておりてきた
その記憶しか無いのです。

今回は、逆に
朝のうちに、貴船川沿いを登ります。


“蛍岩”
なるものは
和泉式部の和歌が謳われた場所。


『物おもへば沢の蛍も我が身よりあくがれいづる魂かとぞみる』

(和泉式部、後拾遺1162)



清少納言だの
和泉式部だの…

そんな方々が実際に歩いた道だと思うと
感無量です。

やはり、
京都(平安京)は奥深いなあ…

ここで
ものすごい
昨年の台風21号の爪痕!


植林された杉は
ことごとく倒れてて、


もともとあったらしき
落葉広葉樹のカエデなどは残っていた、

それが、印象的でした。



貴船川沿いには
たくさんの
シャガの花。



鞍馬より、女性的。
ここは、恋の道、なんだそう。



鞍馬山から奥の院に降りると、
この、西門にぶつかります。

そこで
素晴らしい
ケヤキの大木に出会いました。



中が空洞です。



中に入って見ると
暖かく
木に抱かれているようだ。







Rちゃんが撮ってくれた画像。


帰ってきてから調べたら
五芒星なるものがあり、



これはとても気になっているのですが、
この旅では
五芒星の現す、

木、御神木
火、心の灯と火祭り
土、土砂崩れ
金、金堂
水、鞍馬川と貴船川

全て
揃っていたのだなあ…

改めて、
驚愕致しました。



続きます。






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