ほんとうに
早川水系の周辺では川勝平太知事が「影響を視野に入れている」としたリニア中央新幹線工事に加え、濁りを出す恐れのある工事が複数箇所ある。静岡県は近く、山梨県やJR東海に協力を求め原因を探る方針だ。』
このニュースを知り
『ビックリ‼️』
したのです。
昨日の夕方、
山梨のローカルニュースで突然やってたのでした。
駿河湾の“サクラエビ”の不漁と
山梨県の早川(富士川の支流)のリニア工事による濁りが
関係あるのでは?と懸念されるので、
山梨県の水質調査に関する意見書を提出した、
とのこと。
『サクラエビの産卵場とされる駿河湾の富士川河口に民間企業の工場放水路(静岡市清水区蒲原)から濁った水が流れ出ている問題で、出どころとして指摘される雨畑ダム(山梨県早川町)より北の早川本流(同町)でも強い濁りが見られることが、31日までの取材で分かった。早川水系の濁り水は雨畑ダムから出た濁り水とともにこの企業の発電用導水管に流入。自然の川の自浄作用がないまま、駿河湾に流出しているとみられる。
早川水系の周辺では川勝平太知事が「影響を視野に入れている」としたリニア中央新幹線工事に加え、濁りを出す恐れのある工事が複数箇所ある。静岡県は近く、山梨県やJR東海に協力を求め原因を探る方針だ。』
そうなの?
3月27日には
サクラエビに惹かれて由比まで行ってしまったのに
不漁ということで、残念ながら
『生桜海老丼』を食べれられなったし、
3月29日には
桜を見に身延山久遠寺に行ったのに
マイカー規制なるもので枝垂れ桜まで行けずに
思いつきで行った早川町にて、
早川渓谷に立ち並ぶリニアのトンネル工事の車両に驚き…
その二箇所が
なんと
なんと
繋がっていたとは!
いずれにしても
ノーテンキにお花見などしようとした挙句に、
日本列島のシリアスな問題、
『リニア中央新幹線』に当たってしまうというわけなのね。
リニア中央新幹線のトンネル工事に関しては
こちらもぜひご覧くださいね。
利便性ばかり追求されてますが、
南アルプス(赤石山脈)にトンネルを掘ってまで
リニアを、完成させる必要があるのでしょうか?
わたしは最初から
リニアはいらない!
と思ってました。
だけど、それは
『ストップ!リニア』を国に提言してくれそうな県知事に投票する、といった
いささか消極的な手段だったかも知れません。
(事実、その方は県知事にはなりませんでした。圧倒的な力の保守政権に軍配が上がってしまったの。)
『ストップ!辺野古』の話は何度か書きましたが、
[ストップ!リニア』のことを書くのは初めてです。
このふたつは、同じ根っこを、持っているのだと思います。
この国の
『生物多様性』を踏みにじるものであること。
あくまでも人間の利便性や、経済的価値だけで推し進めていること。
『森は海の恋人』なのです。
南アルプスに源流をもつ“早川”は
渓谷をなし
ヤマセミやカモシカやツキノワグマなど
たくさんの生き物たちに恵みを与えながら富士川と合流し、
やがて駿河湾へと流れ込む。
富士川や大井川などの、南アルプスを源流とする河川では、その運ばれた豊富な栄養分を温床にして、たくさんの水棲生き物たちが産卵し、その生を育んでいるのです。
その循環を
いのちのつながりを
わたしたちは今こそ
気がつき、感謝する時なのだと思うのです。
3月27日
由比へ行き、桜エビが近年にないほど不漁なことを知り、
3月29日
早川町へ行きその変貌ぶりに驚き、
フォッサマグナの境界線が、なんとリニアのトンネルだと知る。
そのふたつはつながっていたことを
4月2日のニュースで知る。
ほんとうに最近は
展開が早いのです。
そして、このようにして
そのことを
4月3日
ブログ記事にしたためています。
『森は海の恋人』
この記事をわたしに書かせているのは
どなたなのかしら?
いえいえ、
きっと
どなたでもなく
自分で今回は、このように生きるのだと
決めて来ているのでしょうね。
この地球をもう一度
緑の星にしたくって、
あなたもわたしも
ここへ来ているのかも知れません。