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黒曜石が導く 不思議な旅は… (神津島 その④)

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カミの集いし島、

神津島に惹かれたのは

最初は、『黒曜石の産地』
であったことは
すでに、述べました。

ほんとうに、ただ
それだけが
わたしを、
いや
わたしたちを
動かした。

いったいどこまで
遡ればいいのかしら…


ブログを2011年に初めてから
黒曜石のことを最初に、書いたブログ記事を見つけました。

なんと〜〜!

2013年11月22日の記事???

まさに、
ちょうど 5年前じゃないですか〜〜?

最近はこのシンクロに
自分であまり驚かなくなりました、が!

こんな記事。



そんなこんなで
2016年の6月

北海道出身の彼が
里帰りして
十勝石(十勝で採れる黒曜石を現地ではこう呼ぶ)を
大量に送ってくれたのね。


なんと!
83個の十勝石!!!




そうして
今年
2018年
つまり、今年の初頭には、


そうして
その、次の記事です。


うむむむ…

で、もって
ついに
今年9月には、

黒曜石の河へ…




黒曜石に出会うたび
『神津島』のキーワード。

まさか、まさか

実際に、訪れるとは
思わなんだ〜〜!


世界にも
日本にも、
黒曜石の出土する場所は
いくつもあるのに



世界の『黒曜石出土地点』



日本の『黒曜石出土地点』

なんだけど…

『神津島の黒曜石』
が、
初めて
“海を渡った黒曜石”
だったらしいのです!!!

旧石器時代の航海術(といっても、丸木舟)
世界で初めて明らかになったのだと!


スゴイわあ、
神津島の黒曜石❣️


それだけ、
旧石器時代から
神津島の黒曜石は
ブランド品だったらしいのです。




なんと
なんと、

神津島産の黒曜石は
こんなにも分布されていて
各地の遺跡から出土しています。


現在は、
神津島の黒曜石は
採取が制限されているみたい。

ま、
そんなことは、問題ではなくて

なにしろ

神津島へ行きたかった〜〜!!!

そうして
黒曜石の島のエナジーを
この身に感じてみたかったのです。

この日は、すでにアップしたのですが、

前日まで、前浜という港に到着する予定だったのに
風が強かったために
“多幸湾”に、到着したのです。

そのため、
わたしは、何も知らなかったのに
船から

あの!
島に、横たわる黒曜石の層を
目の当たりにすることが出来たんです。


なんという、奇跡!

この後、
多幸湾に入港して、

ガイドのNさんと、お会いしました。

まずは、
お昼ご飯を食べましょう、と
わたしたちを
前浜(前日まで入港したメインの港)に連れて行ってくれたのね。

そこでのランチは…



金目鯛の漬け丼〜〜❣️

これがね、
たったの
千円なんですよ〜〜(^。^)

消費税、無しです。

この神津島の懐の広さに
このとき、どっぷりと、浸かりました。




そうして
さらにNさんは

車を走らせながら

どうしてこの島に来ようと思ったんですか?
と聞かれて、
素直に
『黒曜石です!』と告白したら…

連れて行ってくれたのが、
あの、ポイント、



デッカい
黒曜石〜〜!

そして、そのあとに
『神津島郷土資料館』に
連れて行ってくださった!


黒曜石はこの島に
このように、


層をなして存在するのです。

だから

わたしたちは
すでに、
黒曜石の上に、いるのです。

それから、

前浜の地図に
『龍神さま』が祀られているのを
わたしたちは見逃さなかった。

だから、
Nさんに
そこに、連れて行ってくださいと
お願いしたのですが、


そのとき、
Nさんは道を少々間違えたために
わたしたちは
富士山の姿を拝むことが出来ました!

なんという計らい???


龍神さまは
漁師さんが信仰している社で、




こんなところに興味を持つのは珍しいなあ、と
Nさんは繰り返し言ってました。

ここに
流紋岩の石あり、



この島では
珍しくもないのかもしれません。


龍神さまをお参りしたころから
なんと、

太陽が顔を出してくれました。



うずま巻き岩、という有名な場所があって、




これがそうです。




流紋岩の磐座は

グルグルに満ちていました。








“踊り岩”

この島では
噴火のときに流紋岩が噴出して

黒と白の
シマシマの渦巻きを形作るらしいのです。






ここでまた
黒曜石の話。

気になるのは、

“黒曜石の鏡”なるものが
古代の、遺跡から見つかっていること。

天皇の“三種の神器”のひとつ
『八咫の鏡』は
黒曜石で出来ているとの霊視が
されているそうです。



(画像はお借りしました。)






このあとは
“あわのみこと”の
かみやしろに向かいます。


阿波命(あわのみこと)は

どこからこの島に
いらしたのだろうか?


いよいよ、このあとは
この女神の秘密に迫ります。










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