今朝
赤色立体図に
楽しい森遊びが終わり
窓の外を、見ると…
富士山初雪化粧を迎えたばかりのおやま…
五合目付近に
帯がぐるりと巻いていて、
これは、五合目付近のカラマツや
オンタデが紅葉しちゃってるのだわ!
連日のこの変化は
この時期ならではのもので
毎朝?
富士山を見るたびに
ワクワクするんだけど
今日は、おやまの向こう側
南麓へ行かなくてはならいの。
行きまーす!
一時間かけて行った先には
先日は五合目以上は雲に隠れてた
水ヶ塚駐車場からの…
初冠雪やら
初雪化粧の頃の富士山は
前髪プッツン的に
直線的に雪化粧なの。
かわいいね!
さて
さらに、富士山スカイラインを
の西へ西へ!
今日の活動現場は
富士山南麓の、
西臼塚の森。
苔むした森で最初に見つけたのは、
リスがバラバラにした痕。
球果の中の
モミの種を、食べたんだね。
大きな木が倒れて
その上に木の種がこぼれて
そこから成長した木は
その証に
根っこの下に空間がある。
そして
この森の長老と言えば…
ブナの巨木。
参加者の五歳児は、
わあい!と言って
登ってしまうんです。
すごいわ〜〜
ブナ爺さんも嬉しそう。
ここのコースのハイライトは
西臼塚の噴火口。
実は
西臼塚って
側火山のひとつで
噴火口なのね。
この噴火口が。
富士山はほんとに
アバターだ。
この、西臼塚が噴火したのは
今から8000年も前なの。
じゃ、
縄文時代???
そう、
だから、ここは
縄文の森と言ってもいいね。
ミズナラの巨木を御神体とする
山の神の祠があります。
いつの時代のものなのか
山仕事の人々は
安全を祈り
山ノ神に敬虔に祈りを捧げたのだなあ。
足元に散乱するのは、
“オオウラジロ”の実。
五歳児
たくさん拾って
『どんな味なの?)と
盛んに聴いてくれた。
いかにも美味しそうだけど、
渋いんだよね。
楽しい森遊びが終わり
ゲートを、くぐると、
森の動物たちをシャットアウトするような
看板が。
熊出没じゃなくて!
ここは富士山の標高1250m
熊の住処に
人間が出没するんじゃないの?
昨日から始まった、
『有害捕獲実施中!』
有害捕獲って
日本語でどう捉えたらいいの?
捕獲が有害なの?
有害なものを捕獲するの?
この辺りでは、
鹿の好きな食べ物で誘引して
一斉に殺してしまうのだという。
そのほとんどが、子鹿と母鹿。
殺した鹿は、ブルドーザーで地中に埋めてしまう。
なんだか、
バランスの悪さを感じる。
ここでも
システマチックに
人間にとって、都合の悪いものを
排除する論理。
逃げよ
逃げよ
生きとし生けるものよ、
懐深い
富士山の森の奥の奥に。
昔々
あの山ノ神に祈りを捧げた人々は、
生きとし生けるものを
愛していたんではないだろうか。
自由に皆が生きることを
許していたのではないか。
森に抱かれると
また
そんなことを思い出した。