今日も、うだるような
日本列島だったようですが、
皆さま、いかがお過ごしでしたか?
わが忍野村も
最高気温29℃!!!
うっかりしてると
イロイロなものが腐ってしまいます。
出しっ放しにしてる収穫したお野菜や
ニャンコ餌などなど(ワンコ餌はすぐ食べてしまうので、出しっ放しは無いのです。)
16年前に移住して以来
こんな夏は初めてで
冷涼な富士五湖地方でも
みんなが、異常だ、異常だ!
と叫んでいます。
今日の午前中は、大阪のご家族を
西湖にある溶岩洞窟にご案内。
洞内は12℃で
ずっといたーい!と仰るお父さま。
ガイドを終えて事務所に戻ると
富士山ガイドもやっているお仲間に会い
『山頂も暑かった、20℃あった、こんなことは今までなかった!』
と、言ってました。
午後は午後とて
富士風穴という青木ヶ原樹海の中で最大の
溶岩洞穴に横浜の方々をご案内。
洞内は
2℃
洞内に30分滞在すると
芯まで冷えて、出てきても何というか
プールから上がったように
気持ちが良いのです。
このように、東京で暮らしていた頃とは
比べ物にならないほど
変化のある面白い人生の時間を過ごしています。
自分の人生は
自分で選ぶのだけど、
『自然の中で暮らしたーい!』
と 叫んだあの日
ここまでの“どっぷり”は
想像も出来なかったのですね。
このおやまと
ここまで関わるわたしは
いったい 誰なの?
7月29日から30日の
台風12号がまだ列島に居座っていたときに
富士登山したあの時は
初登山の友人ふたりと行ったのだけど
わたしにも
新鮮な時間が押し寄せていたこと。
だあれもいない
五合目ロータリー。
八ヶ岳。
山中湖。
そうなんだ、
人はみな
見たい世界を見ているんだ。
当たり前なようだけど、
当たり前の世界に気がつきました。
東京から富士山北麓へ移住した年
河口湖の図書館で
武田百合子さんの
『富士日記』を見つけて読んだのです。
その時から漠然と
『わたしの富士日記』
を 書きたいなあ、
と思い始めた。
ブログタイトルに『富士日記』を頂いた時は
ここまで続けるとは
思いもよらなんだ。
『富士日記』と検索すると、
武田百合子さんの著者の次に
わたし自身のブログが出て来てしまうようになり
くすぐったく
恥ずかしい。
だけれども、
わたしと富士山は
わたしと富士山で
どなたもいない。
それぞれの
富士山が
それぞれの人たちの中にあるのですね。
なあんだ…。
ソウイウコトナンダ。
そのことを書きたくて
書きたくて
だけどバタバタと
またもや忙殺されて
時間ばかり
経ってしまいました。
夕方
いつものスーパーで
と
どなたか、
が
囁きました。