5月14日のお話の
ラストです。
ようやく、目的地の『龍宮窟』にたどり着いたのは、午後2時を回っていた。
4月の末に、ここで木が倒れて女性が怪我をした、という事故があり、
龍宮窟の中に入れなくなっていた、という話を
くみちゃんから聞いていたけれど
二週間近く経過してるので、まさかねえ、とタカをくくっていた。
ところが、到着したら
立ち入り禁止のトラロープが張られ
工事の方々がなにやら忙しそうにしている。
その時の倒木を撤去するので、立ち入り禁止だという。
えええ?
今日???
仕方なく、いわゆる龍宮窟を
上から見ることにした。
この角度から見ると、ハート型に見えるとのことで、
なんだか完全に
恋人たちのパワースポットと化していた。
ジオパーク認定されて
良かったのか悪かったのか…。
前回来た時の記事です。
(ビックリ! 4年前の5月14日の記事でした!
こんなことってあるの?)
この記事にあった龍王社は
どこにあったけ?
なんだかグルグル探してしまった。
くだんの龍王社に巡りついた。
この龍王社からも
海上のピラミッド、利島がみえる。
龍王さまへの龍笛の奉納がおわり
さあ、どうしよう?
わたしは龍宮窟で海のお水を汲み
石を拾って
富士山の龍宮に奉納しもうとしてたのに。
隣の浜で汲みましょうよ!
どなたかが提案してくれた。
それもそうだな。
先程上から見えたサンドスキー場の浜にも
ステキな石がありそうだ。
このあたりに、竜宮島というのがあるはず。
この島かな?
龍宮窟を作った。
そうかあ。
富士山の西湖の龍宮洞穴は
富士の噴火により出来た。
こちらの龍宮窟は
海水が侵食して出来た。
すなわち
前者は火により
後者は水が作った。
いずれも
匣(はこ)の形をしている!
はこ、という漢字は
箱、
匣、
函、など
だけど、
タマテバコは
“匣”である。
そうか!
ふたつの龍宮穴は
それ自体が、
玉手匣だったんだ!
火により造られ
水により造られ
陰陽として、対となって…
リリーさんとくみちゃんに
海のお水を汲んでもらった。
(結局、次の日にはおふたりにお水をおつなぎしてもらった)
22個
明日の参加者の数を拾う。
ここの玉石と
お水を
富士の龍宮がお喜びになったのは
次の日の画像に現れていました。
この龍宮窟の海が写っていた!!!)
伊豆 下田の龍宮窟
と
富士 西湖の龍宮洞穴が
つながり
同時に、玉手匣が開いたのだろうな…。
さて、
またまた
河津七滝ループ橋を通り
車を置いていた伊豆ゲートウェイに戻ると
すっかり陽は落ちかけて
待っていてくれた。
(オソイゾ〜〜!)
ごめんごめん(^。^)
龍宮ゲートウェイ
〈完〉