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Channel: トヨタマヒメ富士日記
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『ここもまた、ニライカナイ』龍宮ゲートウェイ その三

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神はいつも

海から来るのだろうか…


白浜海岸に立つ
赤い鳥居は
伊豆諸島から神々がやって来る目印。




紺碧の海、白い砂、赤い鳥居。

なんという美しいコントラスト。






なにかの石碑あり。
あそこまでは行けないけど、なんだろう?




この左側の
火達山の山頂に
くだんの古代祭祀場があるはず。


この日は、大島と、


まるで海上のピラミッド、利島が見える。



伊豆半島の先端は、白浜層といって
文字通り白い砂。
これは海底火山が噴火し、堆積物にサンゴや貝などが含まれているため、このように白いのだと。


看板があり
この白浜神社と、伊豆諸島の位置関係が記されている。


白浜神社=伊古奈比咩命神社(いこなひめのみことじんじゃ)は
三嶋大社の、旧御鎮座地のひとつなのだという。

えええ?そうなの?

われらは、『三嶋探検隊』じゃなかった?
2月の記事です。



ミシマノオオカミに関して
今回、わかったことがあった。

ここに鎮座する前には
三宅島にいたこと。

伊豆の十の島を初島を始めとして次々と『島焼け(噴火のこと)して作った。

ミシマは、“御島”であり、伊豆諸島を神格化した呼び名であること。

この地より伊豆大島の噴火(三万年)を遥拝したらしい、旧石器時代の祭祀場があること。

つまり、
ミシマノオオカミは、もっと古いのだ。

大山祇命より、
事代主命より。


『近年の研究では、三嶋神は「御島神」すなわち伊豆諸島の神を意味するとして、上記2説とも後世の付会とする見方が有力視される。この中で、噴火の盛んな伊豆諸島で原始的な造島神・航海神として祀られたのが「ミシマ神」の始まりであるという。そして「ミシマ」の音から、後世に他の神に結び付けられたとも推測されている。』




そして
この火達山の山裾の
白浜海岸にて
毎年10月28日に
『火達祭』が執り行われるという。




(画像はお借りしました。)


それは、
伊豆諸島の島々から
神々がやって来る合図となるのだという。


ミシマは、火の神?

イコナは、海の神?

そして、ミシマの正后、
神津島におわしますアワヒメは
黒曜石の神なのだろうか?


『三嶋神の正后が阿波咩命(神津島阿波命神社祭神)、後后が伊古奈比咩命神社にあたるとされる』



たくさんの嫁さんがいるあたりは
やはりハワイの神話のようだ。



この地より
ハワイ島 キラウエア火山の噴火を想う。


ハワイ諸島の溶岩は、
黒い玄武岩。

富士山、
三宅島、
伊豆大島、と同じ。



たけど、ここの砂は白い。




富士山の、玄武岩で出来ている
龍宮洞穴に、この白い砂をおつなぎしよう。


白は、百に一足りないことから
九九を表すそうだ。

九九は、くくり。

白と黒をくくる。

またまた行き当たりばったりだったけど、
きっとこれも大いなるどなたかの意思なのだ。


ハワイの黒い岩
伊豆の白い浜
富士の黒い岩
沖縄の白い砂

マナカにあるのは
レムリアなのだろうか。


さて
いよいよ
目的の『龍宮窟』へ!














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