ついに
富士山の野生のきのこから
基準値を大きく上回る放射性セシウムが検出され
採取を自粛するようにとの山梨県のお達しがでたことは
昨年記事にしていますが
今年は早々と
きのこの採取鑑札を発行しないように
山梨県から恩師林組合に
指導がでたそうです!
でも
県のやることがずいぶん早いなあ・・・
新しい注意書きが
そこかしこにぶら下がっております。
これ
実は8月15日にここを通ったときには
すでに掛けられていました。
マツタケを初めとして
きのこの採取は8月から行なわれるので
用意周到な感じがしました。
五合目の指導員のSさんは
恩師林組合にも精通しておりますので
今年の県のお達しを教えてくれたのです。
9月ともなれば
例年であればスバルラインはもちろん
滝沢林道
鳴沢林道など
各林道にも「きのこ車」が止まっています。
今年は数台しか見当たりませんでした。
このように
山梨県がきのこの採取の自粛を呼びかけているからです。
昨年は
静岡の小山町
須走
山梨県の富士吉田市
富士河口湖町
鳴沢村
などなど
富士山の二合目
三合目を持っている市町村で
採取されたチチタケ、ナラタケ、ショウゲンジなどから
基準値を大きく上回る放射性セシウムが検出されたのでしたね。
実は五合目くらいが一番高いそうですが
雨などによって
二合目三合目あたりに下りてきてしまうということのようです。
じゃあ五合目より上は放射能の影響はないの?
とんでもない!
五合目より上にはきのこは無いので
(森林限界より上には無い)
きのこからの検出が出きないだけですよ!
フクシマから遠く離れた富士山でも
気流が直面する北東斜面で採取されたきのこは
土壌のセシウムを全て吸収してしまうのです。
今年はきのこが取れない時期から何故?
おそらくきのこからではなく
土壌や空気中の測定をしているものと思われます。
「富士山が放射能の楯になる!」
という記事を今年の8月5日に書きました。
http://ameblo.jp/mizunotunagari3776/entry-11586470713.html
聖なるお山
母なる海
神のものなる大地を
これ以上汚してはならない!
これまでにアップした
富士山のきのこの画像です。
今日も生態系の重要な役割を果たしています。
山中湖村営キャンプ場
富士山五合目お中道
そしてこれは昨日の画像
初公開の
心無いかたによって
「富士山の放射能」に関しては
これからも追って行きますね。