そう
こちらにて、何度も書いて来ましたが
『富士の三足』
とは、
足柄山、
愛鷹山、
足和田山。
『富士山は、美しい高山として名高いが、その麓に、あたかも貴者の従者を従えるごとくに3つの山をもっている。
山梨県富士河口湖町の足和田山、神奈川県側の愛鷹(あしたか)山、足柄山である。訓読みで「アシ」なので、この3山を「富士の三足」という。
富士山は新旧の地層から成っているといわれるが、この3山は古い層で、富士山5合目の小御岳などと時代を同じくするものである。
三足はカナエ(鼎)の足のごとく高山富士を3方から支えているような姿を呈している。』
山梨県富士河口湖町の足和田山、神奈川県側の愛鷹(あしたか)山、足柄山である。訓読みで「アシ」なので、この3山を「富士の三足」という。
富士山は新旧の地層から成っているといわれるが、この3山は古い層で、富士山5合目の小御岳などと時代を同じくするものである。
三足はカナエ(鼎)の足のごとく高山富士を3方から支えているような姿を呈している。』
(こちらより)
富士山は『三国一』の山
と、称されるけど
諸説あり、
一説には
『駿河國、甲斐國、相模國』
の三国にまたがっていたともされる。
(かつては、御殿場や須走までは相模國だった説あり)
この
『富士の三足』は
面白いことに
『静岡県、山梨県、神奈川県』
に、一山(一足?)づつ存在する。
その
山梨県の『足和田山』
今日のターゲットでもあります。
急速に、雪が溶けて来た。
わたしのブログを読んでくださる方は
わたしが遊んでばかり、と思われるかも知れないけど
毎年、冬の間は遊んでるけど
春になれば、虫や野鳥と同じく
やたら忙しくなるのだわ。
いよいよ、始動です。
今日は、ツアー下見にて
足和田山へ!
こちらの前を通り過ぎる。
行ってまいります。
今日は
西湖の湖畔から
紅葉台、三湖台へ。
『万葉の碑』があります。
ここからの富士山。
原文: 奈麻余美乃 甲斐乃國 打縁流 駿河能國与 己知其智乃 國之三中従 出<立>有 不盡能高嶺者 天雲毛 伊去波伐加利 飛鳥母 翔毛不上 燎火乎 雪以滅 落雪乎 火用消通都 言不得 名不知 霊母 座神香<聞> 石花海跡 名付而有毛 彼山之 堤有海曽 不盡河跡 人乃渡毛 其山之 水乃當焉 日本之 山跡國乃 鎮十方 座祇可間 寳十方 成有山可聞 駿河有 不盡能高峯者 雖見不飽香聞 作者:高橋虫麻呂(たかはしのむしまろ) |
よみ: なまよみの甲斐(かひ)の国、うち寄する駿河(するが)の国と、こちごちの国のみ中ゆ、出で立てる、富士の高嶺は、天雲も、い行きはばかり、飛ぶ鳥も飛びも上らず、燃ゆる火を雪もち消ち、降る雪を火もち消ちつつ、言ひも得ず、名付けも知らず、くすしくも、います神かも、せの海と名付けてあるも、その山のつつめる海ぞ、富士川と人の渡るも、その山の水のたぎちぞ、日の本の大和の国の鎮めとも、います神かも、宝ともなれる山かも、駿河なる富士の高嶺は見れど飽かぬかも |
紅葉台から、三湖台に、向かいます。
背景に、南アルプス。
最後は、龍宮洞穴に降りて
今日の下見は終了しました。
この足和田山は
かつては『足機山』と呼ばれていた。
『アシハタ山』
そのためか?
かぐや姫伝説と結びつけられた。
蓬莱山(富士山)を仰ぎ見て
帝たちの求愛を逃れて
ここで機織りをしていたという伝説。
この山と
かぐや姫のつながりの謎を
まだ、わたしは解けていないのです。
いつの日にか
きっと。