母に
先日、『三保ノ松原』へ行った話をしたら
いいわね〜〜
わたしも行きたい！
という。
えー！
無理無理…
わたしの家から
３時間もかかったの。
（国道１号線で行けば、もっと早く行けるかも知れないけど）
籠坂峠を越えて
千本松原まで行けば
梅は咲いてるし
蜜柑は成ってるし…
確かに、親孝行としては
風光明媚な暖地の様子を見せてあげたい。
じゃあさ
梅、見に行く？
ＵＭＩ
ＵＭＥ
一文字違いじゃないの。
『春の海、ひねもす のたり、のたりかな…』
から
『東風吹かば、思い起こせよ 梅の花…』
何気に提案したことを
母はしっかりと覚えていて
昨日の晩に、電話がかかって来た。
うんうん
覚えてるよ。
こんな時は
またまた
今年は全くご無沙汰だった
甲斐國からのお誘いなのだろう。
なにしろ
駿河國ばかりご縁をしてたからね。
甲斐の國で、梅と言えば
やはり『不老園』でしょう。
『富士山の見える梅園』‼︎
それが、ここの売りらしいのだ。
で、
行ってみた。
『ほらほら、富士山だよ！』
母がそれを見て
最初に発した言葉は
『ずいぶん、遠いのね。』
『小さいね。てっぺんだけ？』
おいおい…。
これでも、甲府盆地の方々は
ありがた〜い、フジのお山を拝んでいるんだよ。
さらには
２０１３年２月２４日に初めて訪れて
ほぼ、毎年来ているわたしが驚いたのは…
ゲッ！
咲いてない…
今年の寒波のせいで
開花が２週間遅れていて
来週あたりが満開となるのだ、と！
マジ？？？
『早咲きの梅は咲いてますよ！』
なんだか、ガックリだったけど
初めてここに訪れた母は、
なんとか、喜んでくれているみたい。
蠟梅は真っ先に咲いていて
あたかも、蝋細工のようだから
蠟梅（ロウバイ）と名付けられたそうだ。
早咲きの梅は
三千種ある梅の中から
ほんの少しだったけど
それでも、楽しませてくれた。
ここの庭園に鮮やかさを添えるのは
彼方此方に点在する
南天の葉の色かな。
あと、
ここの圧巻な風景は
巨石群！
これはわたししか興味が無い？
わたしのお気に入りは
この『かぶと岩』だ。
横から見ると
ほんとに、兜みたいだ。
これらは全て、安山岩で
山全体が古墳群であり
巨石文明とも関連がありそうだ。
ここの話はほぼ毎年
しつこいくらいしてるかも。
２０１４年の過去記事より
毎年毎年
なんだか同じループをグルグル回ってる？？？
この時に追求しようとした謎の答えには
全く、たどり着けないでいる。
まあ、
よい
（と、勝手に解釈…）
やはりわたしがこの場所で気になるのは
菅原道真さん
天神さま。
古代蝦夷の墓？と呼ばれる古墳群と
菅原道真さまとは
なんだか共通点がありそう、と
邪推するわたし…
それにね、
なんだか、謎だらけ。
喜光寺（奈良市）の寺伝によれば、道真は現在の奈良市菅原町周辺で生まれたとされる。ほかにも菅大臣神社（京都市下京区）説、菅原院天満宮神社（京都市上京区）説、吉祥院天満宮（京都市南区）説、菅生天満宮（堺市美原区）説、菅生寺（奈良県吉野郡吉野町）、菅原天満宮（島根県松江市）説もあるため、本当のところは定かではないとされている。また、余呉湖（滋賀県長浜市）の羽衣伝説では「天女と地元の桐畑太夫の間に生まれた子が菅原道真であり、近くの菅山寺で勉学に励んだ」と伝わる。
吉野！
羽衣伝説！
さらには、
１１歳で漢詩を詠んだとされる…
どなたかに似ている…
厩戸王子（聖徳太子）かしら？
またまた、はまり込んで行きそう。
そうだ、
２０１８年、としか捉えてなかったけど
今年は平成３０年。
今日は
３０ ２ ２０な
日なのね。
母は最近
髪の毛を染めるのをやめた。
だけど、それがなんだか美しい。
若い時は美人さんだったけど
なんだか、まだまだ現役っぽい。
ほんとうに長生きをしてもらえるかも…
これは『言霊』ですよ.。
永遠に若く
健康でいてほしい、と
心から思った。
今日の甲府盆地は
なんと！
１７℃もあって
今年初めて
アイスのカフェラテを飲んだ。
御坂を越えて
母を送ると
気温はなんと１２℃も低くなった。
だけど
どおん‼︎
と
デッカい富士山だ。
どちらが幸せか？
どちらも
行ったり来たりできる
今のわたしの幸せを思う。