日曜日である。
連日のバカみたいな寒さの
山中湖に住んでいる友人と
忍野村に住んでいるわたしとで
『暖かいところに行きたいね〜』と
昨日は話していた。
今日になって
どこへ行く?との算段で
あても無しに集合したけど
甲府?
大月?
だけど、やっぱり静岡だよねえ
ということになり
籠坂峠を越えて、御殿場へ。
御殿場にはまだあちらこちらに雪が残っていて
こっちも降ったんだねえ、と。
東京だって、まだビルの陰とかには、雪が残ってるらしいよ、と友人。
山中湖の友人の車の屋根には、20㎝ほどの雪が乗っており
どこの山奥から来たの?
という感じだけど
この辺りまではまだ恥ずかしくない。
246を南下して
沼津に差し掛かると
いつのまにか雪は見られなくなって
車の屋根の雪は走っているうちに無くなっていた!
溶けた、という跡もない。
無くなっていたのだ。
『すごいね、静岡』
あの、屋根の上の20㎝の雪が
いつのまにか消えていたのだ!
国道1号線を走ると
賑やかな街なか なのだけど
緑に覆われている。
『すごいね、静岡』
友人は、カインズホームへ行って
犬たちに『牛のヒズメ』を買ってやりたいと言い出した。
牛のヒズメは、
犬を飼ったことない人はご存知ないと思うけど
犬は夢中になってガリガリ齧るのだ。
わたしは今年になっての1月7日に
カインズホームへ行きたいと言った友人を
言葉巧みに『かぐや姫ミュージアム』に連れて行ったことを思い出した。
そうだった…
友人がカインズホームへ行きたいというのに
わたしはとんでもないところへ連れていったの。
せめてもの罪滅ぼしに
今日は、あそこへ行きたい、とか
ここへ寄りたい、とかは
やめよう。
で
いいよ‼︎
と。
犬たちをカートに乗せて
お買い物三昧。
二頭は、他のお客さまからも
かわいい、とか
いい子だね
とか言われて
ご満悦だ。
買い物を済ませて
だけどさあ
遊ばせないとね、犬たち。
すると
じゃあさ、
あそこへ行こう
と友人が指差すのは
えええ?
千本松原???
実は、千本松原ってものすごく長いんだ。
(今日、知った。)
だから、カインズホームのすぐ南も
千本松原だったの‼︎
国道一号線のすぐ南に
平行に走る、旧東海道!
またまた、神社仏閣だらけ‼︎
そうして
またしても
あの海へ!
ふたつの太陽に見えたりした。
もちろんね
アホみたいに遊びます。
今月になって、千本松原は
なんと、4度目だ。
なんだって、ここに…
地霊が呼んでいるとしか思えないわ。
こんなことってあるの?
『千本松原(せんぼんまつばら)は静岡県沼津市の狩野川河口から、富士市の田子の浦港の間約10kmの駿河湾岸(正式名称富士海岸、通称千本浜)に沿って続いている松原。
松林越しに富士山を望むことが出来る。数々の文人たちに愛されたということでも知られている。中でも大正15年(1926年)には歌人若山牧水が静岡県の伐採計画に対し新聞に計画反対を寄稿するなど運動の先頭に立ち計画を断念させた話は有名である。日本百景、日本の白砂青松100選にも選ばれている。
千本とはいうものの、現在は30数万本以上あるという。
1976年に東海地震説が発表されてから、駿河湾の海岸では津波対策が盛んに行われるようになった。松原と海岸の間には堤防が築かれ、景観を損ねているという意見もある(東海地震については#現在も参照)。』
だけど、今日は
思ったよりも寒い…
犬は若いが
飼い主はシニアだ。
雪の上で遊ぶのを待っているのも辛いけど
風が冷たいこの日は
やっぱりここも辛い。
やっとなんだか飽きてくれて、
飼い主たちは安堵の吐息。
さあ、
あとは帰るだけだ。
今日はまっすぐに帰るよ!
またあの氷点下の村に。
ところが
ところが…
まっすぐ帰ってるつもりが
あんなところを通ることになるのだとは…
やはりこのあたりの土地の神サマは
とんでもないお招きをするのです。
続きます。