Quantcast
Channel: トヨタマヒメ富士日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5679

けものたちの世界

$
0
0


富士の裾野の樹海に

嬉しいニュースが!


今年は

ドングリたちが豊作だ。


これは、日本中どこでもなのではないかしら?

{0C19F325-6F77-4BBA-85AE-56264CEBAC8E:01}

まだ青いミズナラのどんぐり。
瑞々しく美しい。

{08CFF673-CD1C-4864-BF5A-DCD4A3844C95:01}

今日は樹海のガイドの当番日。
朝から六回もツアーを行なったけど
9月14日の樹海のお話は
このドングリを導入部として
森のけものたちの話しへ

{2F931BB5-86D1-4331-8C44-C40736614CFE:01}

この上のけものたちのイラストは
わたしが森のお話に使う絵本より。
下の写真は
右、ミズナラの木に11月に見つかった「熊棚」(クマがミズナラのドングリを食べるために
こしらえた棚)
左、そのミズナラの木の幹につけられたクマの爪の跡

{F6C49568-17FF-4DD4-9DAE-42C5D17C6593:01}

樹海の入り口には
たくさんのこれまた「コナラ」のまだ青いドングリが落ちていた。

これはカケスという鳥のしわざ。
まだ青いドングリを食べるために
他のたくさんのドングリを落としてしまうのだ。

でもね
大丈夫!

まだ青いドングリはやがて地上で茶色に熟す。
すると
リスや森のネズミたちが
たくさん集めて冬の糧として貯蔵するのです。

たくさん集められたドングリたちのなかには
忘れられて
来年芽を出す子もいるのです。

これが森の循環と仕組み。

神さまの采配。

自然はすごいなあ・・・

けものたちは
ずっと
ここで行き続けて行くよ。

富士山の森とともに。




Viewing all articles
Browse latest Browse all 5679

Trending Articles