Quantcast
Channel: トヨタマヒメ富士日記
Viewing all articles
Browse latest Browse all 5679

富士山の傾斜計が、また動いた!

$
0
0

昨日、防災科学研究所の

富士山に設置されている傾斜計が2日連続で動いていた話を書きましたが


「9・11 富士山噴火の予兆?」

http://ameblo.jp/mizunotunagari3776/entry-11611713836.html


今日9月12日

昨日と異なる場所が動いていて

3日連続で動いていることがわかりました。


富士山はバカでっかい火山なので

1960年代に、現在の防災科学研究所の前身である機関が

果たしてどこに設置するかを悩んだというのだけど

どこの傾斜計が動いているのでしょう。



トヨタマヒメ富士日記

これは

今日まで一年間に起きた

富士山の有感地震(青丸)と低周波地震(赤丸)です。


これだけを見ると

噴火の前兆といわれている

「低周波地震」が、富士山山頂より北側に集中しているのが良くわかります。


では

次の噴火は北麓、すなわち山梨県側で起こるのでしょうか?


それはなんともいえないそうです。

何しろ、富士山は「嘘をつく火山」といわれていて

火山観測が始まった1960年代から

富士山は火山学者さんたちを悩ませて来たそうなのです。


これが問題の

ここ一週間の傾斜計の動きです。


トヨタマヒメ富士日記




それぞれ設置場所が記号で表されていますが


9月10日に動いたのが

FJSV・EW(富士須走・東西軸)

FJSV・NS(富士須走・北南軸)


9月11日に動いたのが

FJ5V・EW(富士五合目北麓・東西軸)

FJ5V.・NS(富士五合目北麓・北南軸)



そして今日!

9月12日は別の設置場所が動いていました!

FJNV・NS(富士鳴沢・北南軸)



このデータは昨日からそのまま修正されていないので

以前のように計器の故障でデータが跳ねてしまったわけではないようです。


ツイッターでどのように話題になっているのかはわかりませんが

動いているのは確かなようです。


ただし

三百年まえの宝永噴火のときには

一年くらい前から地震や鳴動がひっきりなしに起きて

地元住民が不安におびえたという江戸時代の記録がありますので

この傾斜計の動きや、低周波地震が

ただちに富士山噴火に結びつくということはないように思えます。

(なんだか気象庁の発表のようですが、本当です。)


今日は山中湖のキャンプ場で

「ネイチャーラリー」というプログラムを武蔵野の小学生相手に

やってきました。

久し振りに行った村営キャンプ場の美しかったこと!




{0A06951F-5283-4789-8D23-5C0700B57E7A:01}

今朝の美しい富士山のアップもしたのですが
この騒動と
収まりかえったような秀麗な姿のギャップが
富士山のすごいところ。

麓の季節は順調に進んでいます。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 5679

Trending Articles