8月28日の
わたしが君が代の浜、とかってに呼んでいた
『対岸の勝山村の若者と大石の娘(おるす)が恋仲になりました。毎夜、若者はタライ船に乗って名もないこの岩の上で火を灯して待つ娘と会いました。
荒れ狂う嵐の夜のこと、娘の唯一の目印の火が消え、若者の乗った船は荒波にもまれ湖底に沈んでしまいました。
そのことを知るはずもない娘は、毎夜この岩の上で火を灯して待ち続けましたが、悲しみに暮れ、若者のあとを追ったのは間もなくのことでした。
えええー!
陰暦七月七日のお話の続きです。
お蕎麦を食べたあと、
Sちゃんと次に向かった場所は
十字の…
クロスする場所…
わたしが君が代の浜、とかってに呼んでいた
あの、『留守が岩』
『対岸の勝山村の若者と大石の娘(おるす)が恋仲になりました。毎夜、若者はタライ船に乗って名もないこの岩の上で火を灯して待つ娘と会いました。
荒れ狂う嵐の夜のこと、娘の唯一の目印の火が消え、若者の乗った船は荒波にもまれ湖底に沈んでしまいました。
そのことを知るはずもない娘は、毎夜この岩の上で火を灯して待ち続けましたが、悲しみに暮れ、若者のあとを追ったのは間もなくのことでした。
それ以来、この岩を「留守ケ岩」とよんでいます。』
おるす、なんて村娘
いるわけ無いじゃんね〜と
今まで馬鹿にしてたんだけど、
これって
織姫と彦星に似てますね〜〜!
と、Sちゃん。
今まで、そう思ったことはありませんでした。
が、
確かに、ここのお話は悲しいけれど
河口湖を天の河に見立てれば
一年に一度会うことのできる
織姫と彦星???
向かいの勝山を見守る乙女〜〜!
なんたって
今日は陰暦七夕なんですよ!
ここをわたしが[君が代の浜]などと呼んでいる理由は
ここが、細石(さざれいし)で出来ているからなのだけど、
足元には…
1200万年前の地層ゆえ
どのようにして出来たのか
どなたも説明出来ないのです。
ここからの鵜の島は
大きく見えますね。
富士山の山頂から鵜の島をつなぐラインに
クロスするラインの西の端がここ。
ぐるりと、逆時計回りで行けば
十字を万字として
鵜の島を
開くことに…
このときに気がついたのだ。
私たちが
何をしようとしているのか…。
水道の蛇口と同じ
時計回りは、閉める。
逆時計回りは、
開くこと。
回せ、回せ
スワスティカ
それは、
開く、というコト。