13日から続いた、お盆の最終日。
わたしの住んでいる忍野村では
あちらこちらに
盆送り(精霊送り)の送り火が焚かれていました。
東京にいた時にには、
見たことのなかった
お盆の迎え火と、送り火。
しきたりとして、当たり前のように行っている
この村の風習は、
美しいなあ、と思います。
そして
8月16日の今宵は、
河口湖で
灯籠流しが行われたようです。
過去画像からお借りしました。
今日の富士五湖地方は、
相変わらず雨降りで、
富士山は拝めませんでした。
(こちらは、2010年の灯籠流しの様子です。)
大石地区で行われたこのイベントなのですが、
驚いたことには、
40年ぶりに8月連続、雨降りという
異常気象にもかかわらず、
河口湖の水位が、まだ正常に戻らずに、
今年は、灯籠を係りの人に手渡しして、
流してもらう、という手順だったらしいのです。
びっくり!なのです。
8月に入ってから
ほとんど、富士山が拝めないことも、
ほんとうに驚くべきらこと。
今日は、たまたま
河口湖へ行きました。
仕事で、河口湖の湖畔の“みはらし亭”でご飯を食べることに。
今日は、今シーズン初めて、
樹海で、“タマゴタケ”に遭遇しました。
なにやら
赤い、ともしびのようでした。
盆踊り、
花火、
火をもって迎え、送る
ご先祖の霊のこと。
日本人のしきたりは
常に、
鎮魂とともにあるようです。