“富士内八海”の話は
何度かしていますが
富士外八海
富士内八海
富士元八海
とあり、
中でも重要な
『富士内八海巡り』は
富士講の創始者、
長谷川角行が定めたのだと言い伝えられる。
< 八海巡礼とは >
富士講行者には、富士山登拝に当たって、内八海巡りの修法があり、八海には、富士外八海、内八海、元八海などがあり、このいずれかの八海を巡礼するのが決まりでした。 外八海は特例とされており一般的には内八海か、元八海の巡礼が行われた。 一番 泉瑞 二番 山中湖 三番 明日見湖 四番 河口湖 五番 西湖 六番 精進湖 七番 本栖湖 八番 四尾連湖 |
その中で
三番 明日見湖(あすみのうみ)は
別名、“蓮池”と地元では呼ばれていて、
この時期、蓮の花が水面を覆い尽くすので
大変美しいのですね。
2015年には、
なんと、8月8日に、
こんな記事を書いていました。
2016年、8月10日には
こんな記事を‼︎
今年も楽しみしていたのですが
ずっと、気になっていて
今年は、8月13日の今日、
やっと行くことが出来ました。
わが家から車を走らせて
わずか10分、
明日見湖(明見湖)に到着すると
???
何かが変です。
明日見湖を一面覆っていた
蓮の花が
ない‼︎
これは、一体、どういうことなの?
湖の周りを、
いつものように、時計回りに一周すると…
これは一体…
いつもの桟橋の辺りでは
確かに蓮の花は咲いているのだけど、
先ほどのように、どアップで撮れるのですが、
今年はこれが精一杯。
どういうことなのでしょう???
池の東側に
新しく植えたらしき白い蓮の花が咲いているのですが、
そこは例年と変わらず。
うむむ…
たまりかねて
駐車場近くのカフェの方を捕まえて
尋ねてみました。
すると、
みなさん、こんなことは生まれて初めてだ、と言っている。
何が原因か、
専門家の方にもわからない、
とのこと。
中川さんという方もね、
とおっしゃるので
中川雄三さんですか?と問うと
そうです、と。
動物写真家、われらの先生です。
明見湖の蓮の蕾に止まるカワセミの姿が…
中川さんも“分からない”
と、おっしゃるんですよ〜。
そうなんですね。
ザリガニがね、
蓮の根っこを切ってしまう、という話もあるみたいです、
と、女性が教えてくれました。
ん?
そんなことって
あるのかしら?
だとしたら、
ザリガニが異常発生する原因は、どこに?
わたしには
今年の異常気象
6月の空梅雨、
そして、極端な日照り、
その辺りに原因があるか、
あるいは、昨年からジワジワとなにかが起きていたのか?
やはり
キーワードは
“水”
なのではないか?
そんな疑問を抱えたまま、
こちらを後にしました。
そして、
絶滅危惧種、
キキョウもたくさん咲いていました。
蓮の花
だけが、
なぜ???