やばいわ、
ヤバイ〜!
つい先日、そのお名前を知った
“長慶天皇(ちょうけいてんのう)”
が
こんな形でまた浮上するとは…。
きっかけは、やはりこの日…
そして、ついに深みにはまって行く…
そうしたら
ダメ押しのように
また、やって来たのです。
“長慶天皇”…
(後醍醐天皇の孫
大塔宮 護良親王の甥
第九十八代日本国天皇)
わたしだって
ついこの間まで
まったく知らなかったこの天皇の名前。
またまた
越後は寺泊の
メグちゃんから
小包が届いたのは
昨日のこと。
メグちゃんといえば
ヤヒコの謎シリーズの、日付役となってくれた方。
またもや南朝の…
てなフレーズは
今年なんど使いたくなるのだろう。
小包には
丁寧なメッセージが添えられていました。
『トヨタマヒメ様
ブログ、読んでおります。読んでおります!
長慶天皇‼
南朝‼
気になります。
長慶天皇のことが書いている寂聴さんの本をお送りします。
お時間のある時に読んでみてください。』
小包の中には
『ぴんぽんぱん ふたり話』
という、
という、
瀬戸内寂聴さんと
美輪明宏さんの
対談本が入っていました。
紐解くと、
のっけから
『長慶天皇』の文字が踊っていました。
ええええ〜⁉
なんで〜?
冒頭から14ページ
ずっと、長慶天皇のお話です。
後半にも出てきますが
まずは、冒頭をかいつまむと…
瀬戸内 ようやく天台寺に来てくださいましたね。
(天台寺 岩手県二戸浄法寺御山にある天台宗の寺、八十七年から瀬戸内寂聴が第七十三世住職となる)
(中略)
美輪さんは、わたしが天台寺に晋山する模様を、霊視してくださったんですね。そしてこんなふうに言われた。
『山に暗雲が立ち込めているところで、屍が累々とある。その中に一人だけ、天上眉で公家風の殿様のような髷を結った、三十から四十歳くらいのとても美しい私好みの首がある』笑
美輪 とてもいい男で、ちょいとわたしの趣味だったから(笑)
それと同時に木彫りの観音様も見えたから、
『(中略)それを祀ったら吉兆というか、良い意味で大変なことになる。心当たりおありにならない?』
あなた、それは多分、長慶天皇ではないかしらっておっしゃったのよね。
第九十八代、南朝の三代目の天皇で、足利幕府に追われて東北に逃げて天台寺でお亡くなりになった方ではないかって。
ええええ〜⁉
また、首ですか???
しかも、美輪明宏さん好みの美しい首???
聞くも初めてのこの本は
2003年に初版発行となっておりました。
チョーケー天皇、と言われても
去年この本に巡り合ったとしても
ちんぷんかんぷんであったでしょう。
このあとも
お二人の対談で
長慶天皇のお話は続くのですが
ひとつ、気になったのは…
昭和十九年に、京都に長慶天皇の御陵ができた。
戦争に負けるころに 今までなかった御陵ができたのは
『怨霊封じ』なんですね、
と、瀬戸内寂聴さんが語っていること。
うむむ…
このあとも、お二人の対談は
役行者、
七面山、
日蓮上人、
法華経、
などなどなど…
めちゃくちゃ
面白いお話が展開されるのですが…
どうも変ですね。
なんでまた
長慶天皇なの?
なんだかとんでもないものに
巻き込まれている…
そんな気がします。
また、続きを書きますね。
このままじゃ
終われませーん。