御坂トンネルを抜けると
甲府盆地は桃色に染まって
まさに桃源郷のありさま
しかし
花より団子で
桃農家のカフェにて
桃パフェなるものを頂くことに。
桃農家の上に
高く泳ぐは鯉のぼり。
雲が波のようだ。
こちらが“桃パフェ”
こちらで採れた桃のシロップ漬けを使用、
７月からは生桃を使うそう。
そのころもう一度来てみようっと！
こちらの農家の桃畑。
今朝、びっくりしたんです！
いきなり、葉っぱが出てたんです‼
と、店主。
なるほど、この陽気で
一気に見頃が終わってしまったらしい。
甲府盆地は高低差があるので
御坂の山を下るときには
まだ見頃だった。
少し高いところに上がって
桃見物をしようということに。
少し走っていたら
『金櫻園』の看板が…
以前に一度、行ったことあり。
こちらが
実を採る桃ではなく
花を楽しむ、いわゆる“花桃”で
桃源郷の賑わい。
桃の鮮やかなピンクと
菜の花の黄色は、よく合う。
もともとは、
桃も花桃も
日本原産ではなくて
大陸産だ。
だから、なんとなく
チャイニーズ・キッチュなんだよね。
だけれども
国内で改良された
柔らかな色の花桃もある。
この枝垂れ桃はかんざしのようで
とても可愛い。
花は人を幸せにする、
それはなぜなのだろう。
年に一度
ありったけのエネルギーで
内側から押し開く
そのパワーをいただけるからなのだろうか。
花々のひかりをあびて
すっかり充電したわたしたちは
また、御坂を越えて
富士の麓へ帰るとしようか。