真西に太陽が沈むのだという
春分の日
その前日(今日)の日没には
心を掴まれてしまった。
春分の日と
秋分の日が
『お彼岸』なのは
太陽が真西に沈むので
あの世との距離が近くなるのだといいます。
それは
富士山の山頂を通り
“御来光の道”
などと呼ばれているそうな。
今朝は、とても不思議な夢をみました。
2月28日に他界した
ゴールデンリトリバーの九太郎の飼い主がでてきて
『犬のことはもう終わり!』
と
宣言するのです。
白い布が掛けられた
九太郎らしき大型犬が祭壇にあり
そこに飼い主は
愛犬のブラシのオブジェを奉納するのです。
この夢は
どんな意味があるのだろう。
明日の春分の日は
お彼岸。
あの世とこの世の壁は
薄くなるのだろうか?
今日は
西湖の青木ヶ原樹海のガイドの当番日。
朝からツアー五回戦もあり
メチャクチャ忙しかった。
車で待たせていたももに
最後のご褒美は
西湖のカフェのドッグランでの
友人の犬たちとのお遊び。
甲斐犬ゴン太は
ずっと、九太郎がくると思って
下を見ていたそうだ。
九太郎がもういない、ということ
どれだけ、犬たちは理解できるのかしら。
あの日
ここを走り回っていた九太郎は
あの世。
あの日
ももはこの世にいなかった。
あの世と
この世。
彼岸、は
この彼方にあるのかしら。
彼岸と此岸が
限りなく近しい日。
だからか
今日はなんだか
哀しい。