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クマノ カムイノ②神の降臨する依り代

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クマノ カムイノ


木、岩、滝 (神の降臨する依り代)

この地の話は深過ぎて
なにから書いてよいのか皆目わからなくなってきた。

そこで、原点にもどることにする。



初めにありきなのは
自然信仰なのだろう。

熊野三山も
もともとは自然信仰から発したのだという。

熊野本宮は
木(川という説もあり)

新宮速玉大社は
あの神倉の磐座
(こちらも川との説あり)

那智大社は
こちらは瀧(那智の大瀧)






遥か遥か昔の
古層の神々はそのようなものだ。


わたしが昨年の九月末に
どうしても行きたい、と思ったのは
『那智の大瀧』だった。
駆り立てられた、ということなのか。



さらに、最後にそこにあったのは
速玉大社の摂社
『神倉神社の磐座“ゴトビキ岩”』だった。

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だけど、その旅では
とてもじゃないけど
『熊野本宮大社』に行く時間は無かった。




熊野本宮大社の“木”
こちらを紐解いてみよう。


『天火明命あめのほあかりのみことは、古代、熊野の地を治めた熊野国造家の祖神です。天火明命の息子である高倉下たかくらじは神武東征に際し、熊野で初代神武天皇に天剣「布都御魂ふつのみたま」 を献じてお迎えしました。』


え?
ヤヒコの謎で
高倉下
でたよなあ。
石上神宮だったかしら?
布都御魂
ふつのみたま

ここでも出ちゃうんだ。

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『時を併せて高御産巣日神
たかみむすひのかみ
は天より八咫烏
やたがらす
を遣わし、神武天皇を大和の橿原まで導かれました。』

{4882CAE7-C05B-411B-AB93-7D34585A979E:01}




ええ?
高御産巣日神
たかみむすひのかみが
八咫烏をを遣わしちゃうの?

そして
ここからが大切。

『第十代崇神天皇の御代、旧社地大斎原の櫟(いちい)の巨木に、
三体の月が降臨しました。

天火明命の孫に当たる熊野連(くまののむらじ)は、これを不思議に思い

「天高くにあるはずの月が、どうしてこのような低いところに降りてこられたのですか」と尋ねました。
すると真ん中にある月が

「我は證誠大権現(家都美御子大神=素戔嗚尊)であり、両側の月は両所権現(熊野夫須美大神・速玉之男大神)である。社殿を創って齋き祀れ」
とお答えになりました。

この神勅により、熊野本宮大社の社殿が大斎原に創建されたと云われています。』


うーむ
三体の月
とは
気になる…。

そして
三つの川とは…?



『熊野本宮大社の元地
『大斎原』は
三つの川の中洲にあった熊野坐神社 旧社(大斎原)水害前の絵図
熊野坐神社(現・熊野本官大社)は、熊野川・岩田川・音無川、3つの川が合流するここ大斎原の中洲に鎮座していました。

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熊野の神々は、中洲のイチイの巨木の梢に3体の月の姿で降臨したとも伝えられています。』


{FCBCD4CE-C858-4DE2-84AC-08661CCFE410:01}



三体の月

三つの川

熊野三山…。



三本足のカラス‼




ダメだ〜


ますます、深みにはまり込んでいく〜!


ごめんなさい、
次回に続きます。

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