まったく
この土地のことを知れば知るほど
この国の隠された神々の深淵にはまり込んで行くようだ。
クマノは
カムイノ
いく層にも重なる
『甦りの聖地』
熊野三山とは…
熊野本宮大社
熊野速玉大社
熊野那智大社
この三社が
自然信仰に端を発し
山岳信仰である修験道と習合して
神仏習合の独自の一大聖地となった場所。
そして
熊野古道とは
さらには高野山
吉野山という聖地から
熊野三山に至る
聖なる巡礼の道。
三社それぞれのご祭神は
いずれも
古事記、日本書紀には
登場しない神様である。
『本宮の主神は、家都美御子大神(けつみみこのおおかみ。家都御子大神(けつみこのおおかみ)とも)。
新宮の主神は、熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)と熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)の2神。
那智の主神は、熊野夫須美大神。』
本宮も、新宮も
祭神は、スサノオノミコトとされ
那智の夫須美大神にいたっては
ムスビの神といわれる謎の神。
にも関わらず、
中世の時代
歴代天皇や上皇があしげく通ったのは
なんの理由があるのか?
伊勢にはほとんど行かずに。
それが、最大の謎。
菊の御紋。
そして
八咫烏。
金のカラス
三本の足は
天
人
地
まずは
こちらの本宮の謎に
迫ってみよう。