海の向こう側に
富士山がある。
海抜３７７６ｍ。
ゼロから見上げる富士は
やはり、高い。
高くて
抜きん出て
美しい。
不二
二つとない、山…。
離れれば、離れるほど
愛おしい。
例の友人が
午前中に
『伊豆に仕事に行くんだけど
行く？』
と言ってきた。
行く行く〜！
どうせ、往復だけの旅。
今から行っても
とんぼ返りでまた戻るだけ。
だけども
絶対になんかあるよねえ。
そんな予感がしていた。
行く意味は
あるのだ、
いつだってそうなのだから。
しかし、ガタガタの軽トラで
１００Ｋの旅は
しかも、仔犬のももを連れての旅は
途中、後悔をしたもんだ。
だけど
西伊豆に入ってからの富士山は美しくて
新鮮で
これが見れただけでも
ま、いっか
という気になった。
田子
土肥
堂ヶ島
何度か通過したことはあったけど
この松崎というところは
記憶にない。
友人は、仕事で
度々訪れていたのだけど
その総仕上げとのことだった。
なんだかんだで
到着が１６時。
これも想定内。
対岸には
富士市や沼津が見える。
この、松崎町というところは
なかなか文化的な町なようで
海鼠壁(なまこかべ)発祥の地でもあるらしく
日が沈む前に
少しばかりの、探索をしようと思った。
海を見るのは
今年初めて。
ひもの屋の看板も
可愛い！
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松崎湾に流れる川。
松崎湾に流れる川。
海鼠壁(なまこかべ)のお蔵。
ここで
変わった時計台をみつけたのね。
説明書きがあり
そう
１３の数字に
なんだかご縁があるらしくて
大正１３年、昭和天皇のご成婚を記念して作られ
昭和１３年の水害により水没？
『この時計塔には『１３』の文字が刻まれており、松崎町では日常ではない特別な時間が流れていることを表現しています。』
わーん
タイムスリップ感
半端ないわあ…
川の向こうには
十三夜の月…
わたしはここで
何をしているんだろう。