『八剱神社』
やつるぎ
とも
はちけん
とも、読むらしい。
なにしろ
ようやっと、たどり着く。
これは、わたしの長い旅行の記事の話であって
実際には
霧ヶ峰の八嶋湿原からから降りて来て
御柱の森を通り
木落坂をさらに下り
諏訪大社下社の春宮に寄って
ホテルへと直行する、ほんの道のそばにあった。
あっけない。
下諏訪町の目抜き通りにあり
古い佇まいを見せている一角にある。
ここが特別なのは
御神渡り、とい
諏訪七不思議のひとつ
OMIWATARI
諏訪湖が何年かに一度
凍ったときに上社から下社へと
氷が盛り上がり
『御神渡り』という現象が起きて
それは、上社の男神が
下社の女神に会いに行くのだと言われている現象なのだ。
これは
上社のミシャグヂと
下社の出雲の
和合ではないのかしら⁉
この特別神事を司るのが
ここ
八剱神社。
もちろん
御柱あり
ここには
四本すべての柱に
富士のお水をつなぐことができた。
オベリスクのよう。
『八千矛神』との由緒書きあり。
神楽殿なのか
描かれているのは
八坂刀売命と
諏訪湖と
なんと、富士!
諏訪は米どころでもあり
酒どころでもある。
諏訪の神が富士の水か酒
と所望したのは
つねにこのように神酒を奉納されているからなのだなあ。
お水で申し訳ございません。
お水をつなぎます。
このとき
ここが目的だ、と思っていたわたしは
富士のお水のほとんどを
ここにつないでしまった。
ボトルに4分の1くらいが残ったのだけど
その意味がわからなかった。
ここで
聖子さんは
ビングとブルーの八芒星が見えたといい、
諏訪グループのトラは
『八剱はスサノオウ重要なポイントの1つだよ!』
と、ラインで教えてくれた。
富士のお水を所望したのは
ここなのだ。
わたしはお役目が終わったように感じて
安堵の胸をなでおろした。
その晩
飲んだ地酒の名が
『御湖鶴』
MIKOTURU
二羽の(夫婦の?)鶴が向き合う図柄。
亀と鶴が揃った?
御湖鶴の別のボトルを見て
驚いた。